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またイノシシが

本日公開となった映画
『クモとサルの家族』

小豆島でロケが行われたのはコロナ前のことでした。イノシシの解体シーンを取りたいとのことで、
小豆島ももんじ組合で協力させていただきました。

はい。先月お知らせしたテレビドラマ「東京の雪男」のディレクター、長澤佳也さんが撮った映画なのです。
そもそもこちらの映画の撮影で小豆島ロケにいらした長澤さんと知り合い、イノシシを捌く人として認識され、
テレビドラマの撮影でも「そういえばイノシシ飼ってましたよね?」と電話がかかってきて協力することになったんです。
公開順序が逆になってわかりにくいですが。

映画は江戸時代のアクションコメディだと聞いていたのでイノシシのシーンは少しだけです。
しかし拝見したところ、この森の中で暮らす寄せ集めの、アジールな家族のあり方を象徴するシーンになっていまして、短いながらもいい感じになっていて嬉しかったです。それと私がお手伝いしたシーン以外のところで小川たまきさんとか中村トオルさんとかすごい役者さんがたくさん出ていて驚きました。

ナイフ片手に山の中の撮影現場に入り、イノシシ少しだけ皮剥きしては役者さんが入って撮影、また急いで皮剥いて首に切り込み入れて役者さんにバトンタッチして撮影したんです。しかもカメラがフィルムのやつで。カメラウーマンがまた名匠の雰囲気漂う方だなと思ってたら、芦澤明子さん、本当に凄い方でした。カッコよかったなあ。相対した田畑志真さん(当時まだ中学生)もイノシシの生首を掴みど根性で決めた。今思い返すとなかなか壮絶な現場でありました。とても楽しかったです。真夏で大変だったけど。
捌いた肉(合計三頭分)もロケ隊の皆さんで食べてくださいました。

パンフレットに撮影時のことを少し書かせていただいてます。

K's cinemaにて。ぜひご覧くださいませ。
https://kumotosaru.studio.site

https://www.ks-cinema.com/movie/kumosaru/

ドラマと映画と長澤さんの作品を拝見して思うのは、動物も人もみんなフラットに仲良く生きられたら(生きられないけど)という
視線です。映画では猪を狩って捌いて食べていますが、それでもどこか対等でありたいという視線があります。
人間同士では伝統的な性別役割から解放された共同体への憧憬と言いますか。そういうところに深く共感します。
あ、こういうことをパンフに書けばよかったな。。。


by riprigandpanic | 2023-03-18 11:38 | お知らせ


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