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放置野良茶

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これは茶の花ですよと教えていただいたのは、
何年前だったか。ヤギ舎の奥の山の中で
しんなり咲いている白い花の写真を撮ってSNSにアップした時でした。

山だと思って罠をかけに入っていた藪が、実は元段々畑なのは
石垣が残っていたり、季の木や夏蜜柑の木が残っていて
他の雑木に埋もれながらも細々と実をつけたりしているのを
見て、わかってはいました。
けれども茶の木もあるとは思いもよらず。
なにしろ夏みかんやすももは実をつければそれとわかりますが、
茶について知られているビジュアルは新芽だけ。
普通の葉っぱの形すらよくわかりませんので。

その後別の平地の耕作放棄地に、出入りするようになります。
再開墾を手伝うというか
雑草や雑木の伐採搬出してヤギにあげるためです。
雑木林みたいになっていた土地で、太さ二十センチくらいの楡の木を
伐採伐採伐採して、その後借主が根っこを重機で掘って更地になってみたら
石垣の際に茶の木がいました。ちょうど秋だったので花が咲いて茶だとわかった次第。
それも茶の木の花は満開になっても遠目から目立つわけでもなくて、
下向きにひっそり花をつけるので、近くにまで行かないとわかりにくいのでした。

その後もう一本、放置茶の木を見つけます。
どうやら畑の境界に一本植えるスタイルが小豆島畑作の定番のようです。
確かに二、三本茶の木があれば、自分が飲む緑茶を賄えるのかもしれません。
それに柿の葉とかスギナとか野草の茶を適宜作っていれば
お茶自給率はかなり上がりそうです。

開墾畑の茶の木、山の斜面の茶の木と違って出入りが楽なので、
今年の春は芽をつんで少しだけですが釜炒り茶を作ってみました。
これがとても甘いし香りが良い。ただし日にちが経つと甘みは消えたので
保存の仕方が難しそうです。焙じて仕舞えばいいんだけど。
できれば緑茶で飲みたい。

で、調べていたら花をお茶にすることもあるようなので
今秋は花を摘んで干してみています。
良い香りです。うまく乾燥するかはわかりません。
干した方が香りが高くなっているような気がしてもしや
もしや萎凋???

丸い実も秋が熟しどきで、もいで皮を剥いて砕いて蒸して絞ってみましたが、
油にならず、脂のようなネトネトしたものが取れました。失敗しました。
実がまだ水っぽいのがあったためかと。来年は乾燥させてからやってみたいです。





by riprigandpanic | 2022-11-03 17:03 | 小豆島


<< 講演でした ありがとうございました。 >>