友人夫妻が来る。
で、日常の豚小屋掃除シーンをビデオで撮ってくださった。ばっちり決まった絵でないにせよ、これがけっこうわかりやすいし、いい記録になった。 うんこの上に寝そべって動かない夢の、あるポイントを指圧してさくっとどかせる(もう蹴っても起きてくれませんからね)技ありなシーンも撮れた。うふ。 で、彼女と(天才肌の旦那さんは芋虫のように寝ている) 画像チェック。 へえ、某さん、うまいじゃないですか。え、ウチザワさんこそ説明上手ですよこれ。わかりやすいねえ。うんうん、あのドキュメンタリーで鍛えられたかなあ。へへへ。 なんてご満悦で見てたんだが、 ちょっとトークとか公表するためには使えないことが判明………二人でがっくり。忙しいなか、撮ってもらったのに……。 ええええと、彼女はあたしが某国にいれあげた時に言語を教えてくださった某国研究者なんでありまして、某国近辺の事情についてさんざん語り合いかつ某国民のナイーブな感情に心の底が擦り切れるまで(は、いささかオーバーですが)お付き合いしてきた仲なのでついね、つい、二人だけなら言えるキツメな冗談が、無意識にまざってしまうのである。ええ、だすとこだせば差別語に聞こえなくもないちゅうやつ。別にたいしたことないとも言えるし、あたしは別にいいんですが、彼女は研究者なので、それは絶対NG。そういう世界なんですわ。なのについ。 ひらたく言えば、夢があまりにも他の豚が何かするのも水を飲むのも餌を食うのも、なにもかもを邪魔する、なにもかもをあたりまえのように自分のものにしようとするのでね、つい以下略。よく使われて、使い倒されてることばですけどね。 いわずもがなでありますが、この言葉を他の、あのあたりに実際に行ったり暮らしたりしたことのない、事情に疎い人と話す時には使いませんよ。どんなに親しく、めちゃくちゃな冗談が言える間柄でも。絶対に。共通の心情がない人と話すのに使うのは嫌なんだ。もちろん事情通でも真面目な人と話す時も使わないけどさ。いちおうあの宗教圏全体に対して愛と経緯を持ってんですよ。 「いやーそれでもあたしら、独自のコードがありますよ。まず某国については絶対こういう揶揄には使わないよね。かなりマイペースな人たちなのに」 「そう、それで某国のまわりの、某国よりさらにレベルアップした傍若無人な人たちを揶揄に使ってるところがね、某国への屈折した愛がお互いの無意識にありますな」 「しかも民族でも国家でもない呼称を使う。このことばは本当に使いやすいちゅうかね。エジプト人とか言おうとしても萎えちゃって無理。具体的な知り合いの顔が浮かんで揶揄には使えん。それに本人たちだって自分をあの呼称で名乗るときって極めて限定しているもんなあ。あの塩のきつい湖があるあたりの紛争あっての言葉でしょ、所詮」 (ちょう大雑把に言ってますから) 「そそそそ、だいいちあの人たち自分を人種でくくる意識、低いやん。国家、民族、部族、宗教、宗派、なら意識するけど。それもシチュエーションによって、都合良く使い分けるしさ。だいいちあの言葉って人種なのか?」 「ねえ」 「『中国人』を揶揄に使いやすいのとちょっと似てる」(使っていいわけではないすよ) というわけで、今更ながらほんとうにアラブって不思議な言葉だなとおもったしだいです。 あと、関係ないけど録画すると彼女と私は声がそっくりなんで、一人で説明して一人で返事をしているように聞こえてしまうのもなんだかね。 もうすぐ餌が最終期間のに切り替わる。いよいよである。 不二窯業さんのエコフィードでつ。いろいろ検討して調べての上といえるほど知識も経験もないんで、中ヨークの銘柄豚、ダイヤモンドポークと同じものを使わせていただくことにした。最近では三元豚にも使われ始めているとのこと。もちろん大規模飼いと飼育環境も運動量も違うので、それでダイヤモンドポークと同じ味に仕上がるかどうかなんて、わからない。もちろんすっごいおいしいという可能性もあるし、おいしいといいなあとは思うけど。採算度外視で、ストレスは大規模がいよりはすくないとは思うけど、それが本当に味に影響するかどうか、なんてわかんないよなあ。まあふつうにおいしけりゃいいんだけど。あたしとしては。
by riprigandpanic
| 2009-07-24 05:56
| エエ市だより
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