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ウリ坊

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最近ウリ坊をズンズン捕獲しています。

可愛らしいのですが、すでに今もくくりわなを掘り出して親に知らせたりと困らされています。
それと小さいためにヤギ舎の中にも入り込んでいるのも心配です。
それと生体30キロくらいのイノシシも入りましたのでもうすぐストアズにアップいたします。
よろしくお願いします。
農作物を野生動物から守るために、何が必要なのかについて
少し書いてみます。
罠を仕掛けて捕獲すること以外にも、いくつかやるべきとされていることがあります。獣害対策の講演などで必ず言われることです。
一つは放置果樹をなんとかする。小豆島には今は山としか思えないところも以前は果樹畑で
今も果樹が実をつけていることが多いのです。スモモ 、柿だけでなく山の中を歩いていて石榴や桃まで見たことがあります。収穫できないならば、切り倒してしまうのがいいんですが、持ち主が分からない、遠方にいる、そもそも土地境界が細かくて持ち主がわからない?誰が相続したのか分からない。などなどの問題があり、放置果樹に手をつけられないことがほとんどです。私が関わっている地区では。
猿もイノシシもどこになんの木があるのかいつ熟すのかを知っていて、熟した頃には必ず現れます。彼ら、勤勉です。それと人間が食べる分だけ収穫する果樹ってのもあるあるなのですが、あれも本当は手が届かない枝は伐採するなどするといいんですけどね。。
もちろん畑には完全に柵を回す。これは基本。でもそれもやらない人も多い。食べそうなゴミは放置せずに埋設する。これも以下略。そうして地道に彼らの餌を減らしていけば、生息数自体が抑えられるのだと教わりました。
しかし小豆島では、ほとんどできていません。獣害って実害がない限り実感できにくいので、なかなか地区全員が一丸となって対策するとかいうことがむずかしいようです。
もう一点は、里や畑地と山の境界をきっちり作ること。野生動物、とても怖がりなので真っ平らなところを歩くのは本当は怖い。飛び込める隠れ場所を常に頭に入れて行動しているようにも思えます。だからこそ安易な隠れ場所を作らないことで、里に近づけないように、近づきたくないと思わせることが大事なんだそうで。
とは言え草刈りを徹底することは、本当に大変です。特にこの季節はあっという間に草丈が伸びます。雑草をヤギに食べさせるという手もあるんですが、果樹畑が隣接しており、雑草よりは果樹の葉っぱのほうが美味しいため、脱柵してでも食べたがるのでなかなか放牧できません。。。
早いところ自動草刈りロボット(段差傾斜地対応)が普及して欲しいです。
何よりも住宅と山と果樹畑がマダラに混在している島の状況では、はっきり境界線、緩衝地帯を作ることは難しいです。私が関わっている山羊舎近辺の様子をみていても、そう簡単にはいかないんだよなあと思います。
それでもこの木を切ったらここまで猿が来ることはないのになあと思うこともあり、木を切っていいかどうか、交渉することもあります。
獣肉屋としては獣がどんどん採れた方がいいとも言えますが、猿は食べられませんし、やっぱりまずは畑や集落に近づけないようにするべきなのではと思っています。
闇雲に捕獲するばかりではなく、なるべく減らす、里に近づけない方法も考えつつ、その上で猟圧もかけるのが理想です。が、本当に難しい。
ウリ坊も一匹とってしまうのと捕まらなかった方が知恵をつけて育ってしまう可能性があります。本当は両方一気にとった方が将来的には良いです。それでも採らないよりはマシかと思いながら捕獲しています。
来年は水路で一網打尽にしようじゃないかと策を練りつつ、今はハウスの中に逃げ込んだウリ坊を追いつめて手掴みで獲っています。
まあ、ウリ坊は格別に美味いですしw
土地の事情は新参者にはわからないこともたくさんありまして、時間をかけて見ていって理解できることも少なくありません。
とりあえずは少しずつ捕獲したものを肉にしつつ、野生動物との関わり方を考えております。十年後にはどうなっているんでしょうねえ。

ウリ坊の食べ方について色々書いたり企画していますのでご興味あれば
以下ご覧くださいませ。
https://www.facebook.com/小豆島ももんじ組合内澤旬子-112067820363456

# by riprigandpanic | 2021-09-01 00:54 | 小豆島

香川県議会総務部公安委員会が開かれました。

本日の香川県議会総務部公安委員会で立憲民主党の米田晴彦議員が質疑に立ち 
香川県警でのストーカー対策について、質疑していただきました。
米田議員、本当にありがとうございました。
加害者治療について、今回のアクションでも義務化を挙げていたわけですが、
2017年の時点で私が高松地方検察官に弁護士に裁判官に刑事さんにもとにかく治療治療チーリーョーウーーーしてくれないと私困りますと喚いてみたところで
は???それは何??なぜ犯罪者に治療??しかもなぜ被害者が言うの????という雰囲気でありました。
(それだってもう当時はストーカー対策基本法は出てたんですからもっと勉強してオカミはこんなことに言うてますけどー??と言えればよかった。当時はそんな余裕もゆとりもなく、恐怖のため脳の稼働率も被害前の半分くらいでした。今も全回復とは言えませんけど)
あれから少し認知度が上がったのはおそらく服役している性犯罪者の更正プログラムなどが始まったせいでしょう。そう。性犯罪者の治療については着々と進んでいるのです。
と言うわけで、そうは言うても多少は治療に繋がってんだろうと期待して国会で聞いていただいたら、令和元年度で使われた金額全国で160万円なんでした。この数値で私は国会閉会後二週間ほどやる気を失って石になってしまったのですが。
県議会始まりますよー?と瀬戸内放送の山下さんにつつかれ、とりあえず香川県議会で実情を明らかにしてもらおうとお願いしてまわり、本日明らかになった
香川県警が、ストーカーを、治療に、結びつけた件数が、この五年で
年間一件で今年はまだいないので四件
使った金額、年間7千円。
でした。
YouTubeで叫んでるせやろがいおじさんに叫んで
拡散してもらいたいです。7千円て。。。。どゆこと??
実情の数字として晒されることで、
何か動くといいのですが。
とりあえず被害者は絶望しています。
実質ゼロから義務化を進めるようなものなので。
て言うかもう無理だろ。警察官が説得するのは。無理だから
次の対策考えましょうって動いてもらいたい。
どうしたら動いてくださるのか。
全然わかりません。
引き続きもう少し詳しい実情が分からないか、
調べていきたいと思います。
それと恋愛動機縛りの件については、
現場でも法適用の判断に苦慮していると言う答弁いただきました。
そりゃそうでしょうよ。

これもなぜ進まないのか、調べていきたいと思います。

# by riprigandpanic | 2021-06-25 15:08 | ストーカー規制法関連

香川県議会が開かれます。

香川県議会が開かれます。_c0190053_16423568.jpg
香川県議会、総務委員会が25日に開かれます。
総務委員会というのは、国会でいうところの内閣委員会でして、内閣委員会で刑法の法改正や警察庁への質疑の審議ができるのの県内版であります。
4月に福山哲郎幹事長にお目にかかった際、
法改正したから安心ではない。それが地方自治にどう活かされていくのかを見届けなければならないのです
と教えていただきまして、
なるほどそういうものなのかーとなりました。
そんならばとお言葉に甘えまして香川県議会総務委員会のメンバーで立憲民主党の米田晴彦議員を香川一区の衆議院議員である小川淳也氏からご紹介していただき、ストーカー規制法改正審議に伴い、香川県警のこれまでの実績や今後の方針などを伺っていただくことになりました。
自由民主党議員会会長の辻村修議員にもお目にかかりました。米田議員に続いて質疑に立ってくださいます。
ネットで見ることができますので
どうぞ見てみてください。
私はまたTwitterで実況すると思います。
小川淳也議員と事務所の皆様におかれましては、衆院選100日戦争突入という大事な時期にお手を煩わせてしまいまして、本当に申し訳ありません。そしてありがとうございます。
写真は福山哲郎幹事長と荻上チキさんと私です。こういういかにもな写真を投稿する人生になるとは以下略。。。。しかしお二方(とチキらぼのみなさま)には感謝しかありません。
所詮声の大きな者が勝つんだと言われたこともありますが、
的確な伝達の仕方をしなければ、いくら叫んだところで何も伝わらないというのが私がこの法改正に立ち向かってみた感想であります。色々勉強させていただいてます。

# by riprigandpanic | 2021-06-23 16:44 | ストーカー規制法関連

本の紹介

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仏に逢うては仏を殺せ 吉福伸逸とニューエイジの魂の旅 稲葉小太郎 工作舎

マガジンハウスのクロワッサンでお世話になった稲葉小太郎さんが退職されて本を出されました。トランスパーソナル心理学を日本に紹介した人物、吉福伸逸の評伝です。トランスパーソナル心理学を正確に理解していたわけではないのですが、ふんわりと聞き齧ってました。

吉岡伸逸という名前は覚えていませんが「タオのプーさん」など翻訳された本には馴染みがあり。自分は80年代のカウンターカルチャーの最後尾のあたりに哲学科の大学生で、宗教哲学を学ぼうとしていたので極々自然にLSDによるメディテーション、カルロスカスタネダ、ほびっと村、ホピの予言、タオ自然学、ホロン革命、複雑系、神秘学、アーガマ、グル、などの精神世界、ニューエイジ系(もうこの呼称自体が使われなくなり知られなくなって久しい)などといった言葉がとても身近に転がっていた感じでした。同じ感覚でジャズミュージシャンの名前を懐かしく読んだのは、当時ジャズ好きな先輩方に色々教えていただいたため。

読み進めるごとにうわあー懐かしい!!しばらく聞いてなかったその単語!!となりました。何か新しいことが始まっているというワクワクした気持ちと、一方で今も忸怩たる思いが払拭できずにいますが無責任に面白がっていた気持ちも蘇ります(学生ですから無責任なんですけど)。これらの言葉に怪しい響きは極めて少なかった。当時は。いやあったのかも知れないけれど、熱気に隠れて見えなかった。宗教学者たちが宗教者であることもトライアルな試みとして受け入れられていた時代です。

本書の中で声を上げ呻いてしまったのは、1985年に吉福が総合司会を務めたという第9回トランスパーソナル国際会議に関わった面々。組織委員長に京セラKDDI創業者稲盛和夫、組織委員にソニー創業者井深大、河合隼雄、千宗室、山口昌男、、、いや本当にこういう時代だったんですよ。企業家も文化人も得体の知れない(吉福自身も日本で開くのはまだ早いとすら思っていたという)メディテーションの学会に名を連ね集っていた。そういう時代でした。いやーもう何度も言いたくなるけどそういう時代だったんだってば!!今や跡形もなく表舞台から消え失せているけれど。

稲葉さんが印度哲学を学んでいらしたことは知っていたので、この時代のカリスマ的なヒーラーの評伝を書いたことに特に違和感はないのですが、一緒にお仕事していたときには本当にこういうことは一切お話ししませんでした。

稲葉さん自身がどう考えていたのかは本書で少し触れられている文章で類推するのみですが、やはり1995年オウム真理教による地下鉄テロ事件の影響は大きかったようです。真理を求めて気がついたら人を大量に殺していた。極言すればどの宗教にもついてまわるはずの闇を、誰も解明できないまま黙して語らなくなってしまった。私自身も混乱して幾つかの論考を読んでみたけれど答えも見つからず、この手のものから距離を置きました。”科学で説明できていない現象とも自分はバランスよく取り入れて付き合っていってる”みたいな変な自信はもうこっぱみじんになったわけです。自分としては9.11よりもずっと大きなトラウマです。

けれども気がつくと”スピリチュアル的なるもの”はいつの間にかブームが来たり来なかったりを繰り返しながら、自分よりも若い世代の人たちにそれこそ「バランスよく取り入れて」好まれてようにも見える。うまく説明しにくいけれど、末期癌の治療から冷えとり、自然農法などなど、様々なものに広く浅く散っている。そしてそこには恐ろしいくらいかつてのニューエイジや精神世界界隈で培われた流れが分断されている。当時を知る者にはライト過ぎて戸惑うばかり。稲葉さんも少なからずそう思っていらっしゃるのがわかり、ちょっと嬉しかったです。

吉福に話を戻しますと、ジャズミュージシャンを目指して渡米、挫折し放浪中にドンファンの教えを読んで開眼。帰国後はトランスパーソナル心理学のワークショップを熱心に行い、翻訳活動に邁進。当時のワークショップのエピソードを読むと、ああ、そういう人多かったよね。と苦しくなりました。問答ふっかけて論破して叩き潰す人。当時から苦手でw 麻原彰晃もそうだったようだけど、叩きのめして従属させて入信させる。ただし吉福はそうやってグルとなっていくのを嫌っていた。それでもたくさんの人が集まってくる。その後昭和の終わりとともに日本での活動を脱ぎ捨てるようにハワイに移住して五十近いのにサーフィンにのめり込んでいく(海のあるところに移住するところで少しだけ自分に重なりました)。ここでまたノースショアで伝説の人になっていくところがさすがです。ジャズミュージシャンとしての挫折と悲しみを常に抱えながらも、すば抜けた能力と魅力に溢れた人であることは間違いなく。

彼のハワイ行きが10年いや6年遅く、95年の地下鉄テロ事件を日本で見ていたら、何を思い、書いただろうか。

莫大な資料を辿り、現地にも足を運び、たくさんの人に会って話を聞いて。当時を知らない人にもとてもわかりやすく読みやすい評伝にまとめてくださったこと(おそらくセラピーについては難解な言葉がたくさんあったのではないでしょうか)、まったく余計なお世話ですが、やっぱりありがとうございますという気持ちになってしまうのでした。ジャズとニューエイジとサーフィンのどれかに興味あればぜひ読んでみてください。https://www.kousakusha.co.jp/BOOK/ISBN978-4-87502-526-9.html
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# by riprigandpanic | 2021-05-28 11:27 | ほんっ

ご無沙汰しております/お知らせ。


ご無沙汰しております。
昨年7月末にGPSによる監視がストーカー規制法が定めるつきまとい行為に当たらないとする最高裁判断が出て以降、
ストーカー規制法の改正に向けてできることはないのかと
動いてきました。
最初の気持ちを正直に言えば、同時期に受けた取材で自分が被害から立ち直っていないことを突きつけられた(大丈夫だと思って受けたのですがそうでもなかった)自分に対する苛立ち(取材には感謝しております)もあって、
無駄でもいいから徒労でもいいから、法律改正への一票を持っている人=国会議員に気持ちを知っていただこう、できれば話を聞いてもらおう、それはつまり世でいうところの陳情というもの、なんだろうけれど、そんなことを自分がするとは思いもしなかったんですが、やらないと気が済まないのでやろう。という気持ちでした。

法律さえ変われば、と言う気持ちになるのは、自分自身が法律や制度によって助けられた部分があるのと同時に、適用外で叶わなかったこともあるからです。助けてもらえない悔しさと、助けてもらえるありがたさの両方を実感したからです。

被害に遭っていたときに、仮出所における手続きでお目にかかった更正委員会の方が、「被害者の窮状は被害者自身が声を出して訴えていかないと」というようなことを言われたことも引っかかってました。被害者が言えば聞いてくれるということなのだろうか。
自分としては、どうせ改正するならば、GPS以外にも改正してほしい点が二つ(動機の縛りをなくす。加害者治療を義務化する)あったので聞いてもらいたいということもあります。
しかし一方で聞いてもらってわかりましたと言われて、それで終わりだろうなと諦めていた部分もあります。
なぜかと言えば私がひとりでやるからです。組織やグループを作るのがそもそも苦手というか能力外。
被害者の会のようなものを作るなんて無理。自分の本業や生活を捨ててまではできない。
それと、ストーカー被害者のほとんどは、声を出すことができません。ピンポイントで加害者が再び向かってくる可能性があるからです。「ストーカーとの七〇〇日戦争」を書いたときにも表立っては言えないけれど被害者だと何人もの方から言われました。私だって間に立ってくださるカウンセラーの先生がいらっしゃらなかったら、本も書けなかったと思いますし、公言も難しかったと思いますし。
で、秋から何人かの議員の先生方にお話を聞いていただいていているうちに言われたのは、被害者の声だけでも動いてくれそうにないというか、被害実態がもう少しわかればというものでした。
ストーカー被害実態。警察庁が出している統計数値はありますが、あまり詳細とは言えないし、そもそもストーカー規制法の定める事案以外をどう拾っているのか、読み取りにくいものでした。
ちょうど同時期にお仕事で何度かご一緒していた荻上チキさんに「誰か興味を持ってお話聞いてくださりそうな議員をご存知ないですか」とメールを出したときに
「実態調査をしましょう」
と言われ、恥ずかしながら???となっていたところでした。

被害実態調査結果を携えて法の問題点を問う。改正を訴える。
そういう手法があるのか、と驚きました。
社会学者の永田夏来さんのお力も借り、
実際に上がってきた調査内容結果は
とてもきっちりしていて詳細なものでした。
これもまた驚きました。
素人なものでこういう調査って何千万円もかかるものだと思っていたのです。
で、
実際に数字があると、報道も取り上げ安くなるようで。
調査にあたっては費用がかかります。想像していたよりは安価でしたが、ポケットマネーで出せると言うものでもありません。
あちこち出資先を当たってみたのですが叶わずで、クラウドファンディングで集めるしかないということになりました。
法改正は一月末に専門家による審議会も終わり、今国会の予算委員会が終わったら、内閣委員会で審議となります。四月中旬ごろかと。
私としてはももんじのクラウドファンディングの特典が一部残っているので申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、今この時期を逃すわけにはどうしても行きませんでした。本当にすみません。
誰かが殺される前に、変えられるものは変えて、被害者が被害前の暮らしを取り戻せるように、と思っております。
どうかよろしくお願いします。

https://camp-fire.jp/projects/view/393363

# by riprigandpanic | 2021-04-30 16:52 | お知らせ