<   2011年 06月 ( 4 )   > この月の画像一覧

FIGAROで

現在発売中のFIGARO八月号

にて

いま読みたい本50特集の中で
「知りたいテーマ別、プロたちのリコメンド」というところで三冊、身体にまつわる本を
紹介しました。

えーまー私、身体のプロじゃないんで、おこがましいもいいとこなんですけどね。

ぜんぶわかる人体解剖図―系統別・部位別にわかりやすくビジュアル解説

坂井 建雄 / 成美堂出版



四十路越え!

湯山 玲子 / ワニブックス


腰痛探検家 (集英社文庫)

高野 秀行 / 集英社



です。よかったらのぞいてみてくださいませ。
メイン特集はロンドン最新ガイド。ホントに飯美味くなったんだろーなー、ロンドン……と懐疑の目を向けつつ、読みマシた。物欲爆発していたときにはレートが死ぬほど高かったんだが、今はそれほどでもないから、いいよなあ。

madame FIGARO japon (フィガロ ジャポン) 2011年 08月号 [雑誌]

阪急コミュニケーションズ


by riprigandpanic | 2011-06-21 16:34 | お知らせ

ありがとうございました。

ゴロウ・デラックスを見てくださった方、ありがとうございました。

番組で紹介していただいた『身体のいいなり』
というエッセイは、(と自分のブログで説明するのは初めてです)

身体のいいなり

内澤 旬子 / 朝日新聞出版



乳癌体験を中心としておりますが、

まえがきに断ったように、乳癌について調べまくって自分にとって最善と思える治療をしたわけではなくて、ほとんどなんも調べずに、ごくごくいきあたりばったりに出会った病院で治療を受けてるだけなので、「ここにいけばいいんだ! こうしたらいいんだ!!」というような直接に参考になるような情報は、正直あんまりありません。

しかもそれなのに結構それなりですがなんとかなって、癌になる前より身体が元気になっちゃって、そしたら気持ちも浮ついてお洒落なんかしちゃって、仕事もなぜか入るようになり、というきわめて異常な事態につきすすんでゆくという我ながら「オカルトか」と思わなくもない体験記です。

いちおうノンフィクションという分野のすみっこで仕事をしているのに
なんで自分の病気について、治療方法について、どの先生がどんな方法をとっているかについて、しっかり調べようとしなかったのかというご意見もありましょう。
理由は簡単、ものすごく気持ちが腐っていたからです。

腐りすぎて癌が育ったのか、癌が育ってさらにやさぐれたのか、くわしくは本を読んでいただければと思います。癌はある意味大変恵まれた病気でして、現在でもたくさんの治療方法があります。それで完治するかどうかは別として、治療方法や薬はこの先もどんどん増えるでしょう。罹る人が多いのでモトがとれますから研究開発のための費用も集めやすいんじゃないでしょうか。罹患数の少ない難病患者の方々に対して申し訳ないと思ってしまうくらいです。

ただあまりにも情報が多いので、迷います。贅沢な悩みかもしれませんが、深刻。保険が適用されない、高額な治療方法もたくさんあるから。そういうものをひとつひとつ吟味してさみしい懐具合とも相談して、決める。ってのが、正直面倒でしたし、迷いまくって低調な精神の具合をさらに悪化させる様子がありありと想像できたので、も、あえてなんも調べないということにしました。あ、みていただいた先生に質問したりはしましたけどね。

正しいかといわれりゃ、間違ってますよ。そりゃ。
でもそれしかできないと思ったからそうしただけです。

という状況で、かかった金額なんかを正直に書いたりしているわけです。

テレビという限られた時間ですと、どうしても仕方ないですけど、私の言いたいニュアンスを全て伝えることはできません。番組としては、乳癌の経緯と費用のアウトラインをちゃんと紹介したいと思ってくださったようで、それはそれでもちろん本の骨子のひとつなので、ありがたいですし、乳癌についてまるでご存じない視聴者もいらっしゃることを考えれば、それを最善としたご判断は正しいとも思います。

が、
念のために、念のために、念のために(くどい)
付け加えれば、同じ病状であってもけっこう違う治療方針をとられた方もたくさんいるはずです。ですんであくまで一例、それも最善かどうかも謎、なものとしてとらえていただければと思います。私自身が最善と考えていたわけではないし。自分でできた限界、というほうが近いかな。

番組で最善と言ったわけではないのですが、受け取り方によってはと危惧はしております。

あの、本をよんでいただければそのあたりのこともわかっていただけると思います。はい。


で、ここからは番組に入らなかった番外編。
南雲先生を訪ねて(あたしは治療していた頃は、この方は美容整形の専門医だと勘違いしていたんだが、乳房再建だけでなく、乳癌治療もきちんとやっている、おっぱいの専門医だったことを知って、ロケ取材に行くことにしたんでした)、これまでの経緯を話して、ろくに調べないで治療をうけて(しかもそれで本を書いたことに対してだと思うんだけど)おもいっきり驚き呆れられました。

しかし先生、あたしは癌になる前からいろいろあって生きる気力はほぼなかったし、そんなで根性入れて調べる気力なんざ、かけらもありゃしませんでした。そういう患者さんはいないんですかと重ねて尋ねました。

したらば、
やっぱり癌と聞いてしゅんとなって気力を失っているひとも多いと。

それでもなにがなんでも調べなきゃいけないんでしょうか。とたずねると、

まわりの誰かに調べてもらうことを薦めますと。

それって家族ってことですか

んーおせっかいな女友達とかがいいね。まわりに一人くらいいるでしょう。

旦那は

だめ(切り捨てるように)。たいてい役に立たない。僕がみて来た限り、新婚以外で旦那がちゃんと支えになってた患者さんはほとんどいないなー

母親は

難しいですね。娘より取り乱してしまう場合が多くて、「あたしがもっと丈夫に生んであげられたら」などと言いだして、返って患者さんが落ち込んでしまうことがおおい。

あまりにも自分に当てはまってびっくりしましたよ。はい。目から鱗が落ちました。

危機的状況になったときにも自分で自分の病気の専門知識を調べ続けるタフさを持つことも大事かもしれませんが、たよりになるおせっかいな、甘えられる、女友達をもつこともそれ以上に大事なことかもしれません。もちろん関係の薄いひとから相談されればあまり立ち入ったことまで助言は当然できません。乳癌は、いままでどんな生き方をしてきたのか、そしてこれからどう生きたいのか、そういうことがすんごく治療に関わってくる病気なので。

私は当時そういう近い距離に友人もあんまりいませんでした。偏屈なもんで。持つべきものは女友達、なんですねえ。

ま、自分のこれまでを後悔してもしょうがないし、これっぽちも後悔してませんが、そうですね、自分の周りの信頼している女友達がもし乳癌になったら、あたしがおせっかいしようと、それだけは心に決めたのでした。

南雲先生、ありがとうございました。

ながくなったので、
スタジオトークでの番外編は次に。。。
by riprigandpanic | 2011-06-18 01:47 | どうでもいい日常

でます

最近お知らせ以外更新してなくてすんません。
あれこれ書きたいことはあるんですが……。原発と震災のせいで、筆が重くなっているのは確かです。自分がすることを人に言いたい気分ではないというか。日常の食生活から消費から節電から寄付から援助からなにからなにまで「正しくはないこと/だれかにとっては良くてもひょっとしたら……」承知でやってることばかりだからねえ……。あえて言うほどではないかなと思ってしまうのでした。はい。そんなわけで最低限の仕事のことばかり。

まず
6月16日深夜に
ゴロウ・デラックスに出演します。
課題図書、拙著「身体のいいなり」朝日新聞出版 で。
乳癌についてのトークが中心となります。
稲垣吾郎さんと小島慶子さんとおしゃべりしてきました。

よろしくおねがいします。TBSです。

美男美女に挟まれて、どんなツラさげて映ってんだろーなーと考えると落ち込みそうですが、収録自体は本当に楽しかったです。準備その他大変でしたけどね。

身体のいいなり

内澤 旬子 / 朝日新聞出版



さて、
地道にサイン本を作らせてもらえる書店に足を運んでおります。

吉祥寺 BOOKSルーエ
新宿 ジュンク堂書店
本郷  東大生協書籍部
神保町 東京堂書店 

にそれぞれサイン本をつくりました。身体のいいなり、世界屠畜紀行、センセイの書斎 。。。

東大生協書籍部、三カ所も面出ししてくださいまして、本当にありがとうございました。おやじがきまで……感動です。
携帯がぶっ壊れたため、写真のせられなくてすみません。。。

BOOKSルーエの肉本フェアも素敵です。あ、週刊ポストの鼎談コピーを送るのわすれてた!!
これ書き終わったら送りますね花本さん。ルーエ特選珠玉の50冊初夏祭りという小冊子もみっちり凄かったっす。

それと
丸善ラゾーナ川崎店の小川英則さん、
冊子で「身体のいいなり」の紹介文書いてくださってありがとうございました。先日コピーを入手して読みました。嬉しかったです。男性も読んでくださってるんだなあと。よかったら「世界屠畜紀行」も読んでやってください。文庫になったんで手頃です。

都内近郊であれば、なるべくサイン本作りますので、書店のみなさま、お気軽に声をおかけくださいませ。
by riprigandpanic | 2011-06-11 17:41 | お知らせ

ありがとうございます。

「身体のいいなり」
四刷決定しました!!


合計10500部です。

みなさまが買ってくださったおかげでございます。
ありがとうございました。。。

今後ともよろしくお願い親します。


「世界屠畜紀行」角川文庫
も絶賛発売中です!

by riprigandpanic | 2011-06-02 16:09 | どうでもいい日常