「ほっ」と。キャンペーン

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はやくはやくと思っても、

全然原稿が進まない。

そしてなぜか筋力だけがついてゆく(笑)。
今日は首の後ろと肩甲骨のまわりが筋肉痛だなあ。

一冊の本
「身体のいいなり」
書いたそばから書いたことを忘れがちで(だって忘れたいことばっかりなんだもん)
困るので某カフェの紙ナプキンに発病以来の自分年表を書きだしてみた。
手術と投薬とハードめの連載と海外取材などなど。

驚いた。




くるっくるは、あーしだよ。なんだ、これ。なんでこんなに手術終わる前から忙しいんだ??
珈琲ちょろっと口から垂れちゃった。






かっこよく言えば生き急いでる。
普通に言えば、頭やられてる。

気持ちのどっかで先、長くねえなと思ってんのかなあと、
はじめて考えてみましたが、
よくわかんね。考えてもしょうがない。
単純に仕事の依頼をいただいたら反射的に受けるのがフリーの性だから、そういうふうに回り始めてしまっただけなのだとも言えるけど。ありがたい状況がいつぱたりとひっくり返るのかもわからないのもまあ何度もそんな目に遭ってるからわかってるから余計になあ。


いつもいつもジリジリしてんですよねえ。病気になってからこっち。
はやくはやくと思い続けてて、しかしその割には手はのろのろかもしれませんけどいやまあそれでもこれまでの仕事量から比べれば、随分早く書けるようになったよなあ。でもできてることは、少ない。でまたジリジリ。

来年こそはうまいことバランスをとって、このじりじりからは解放されたいなあ。

さらに南米あたりでだらだら散歩して、現地しか売ってないアグアルデンテとか、ヨーロッパから流れてきたマールとかフィーヌとかのぎょぎょっと古くて美味いヴィンテージのとか、発掘してまわって、飲んだくれて
スペイン語でもダラダラ習いたいものです。ついでに酒日本に持って帰ってきてひと儲けしたい。
はははは(ちょっと空しくなってきた)。


もうすぐ同じ時期に似たような病気を患ってて死んだ友人の命日が来る。
まだ二年しか経ってないんだなあ。信じられない。


六年くらいまえのことのように思える。


彼岸でたのしくやっているだろうか。
by riprigandpanic | 2009-12-30 00:50 | どうでもいい日常

十一夜

半月を越して、丸みをおびた月が高く昇っている。

久しぶりに別のカフェに入ってパソコンを打っているんであるが、
しばらく来ないうちに二階が禁煙になってて、喫煙コーナーができてた。
それよりなによりコーヒーをミ挽く機械音が苦手だったんだけど、喫煙室にとりこまれて密閉したため、
音が響かなくなった。いいねいいね。窓辺から見下ろす景色もわるくない。

しかも正月営業であることが判明。
はい。ありがとうございます。ありがとうございます。

こーなったら正月からひとりぱちぱちやらせていただきますよ。

しかしせめて満月だけは、海辺に出て見ようと画策中。
大みそかは午後三時で閉めるそうですし。


去年の大みそかは細い細いシラスみたいな月だった。

今年は満月。で

も月の出の時刻が日没前なんで水平線からにょき、は見れないのだけどね。
by riprigandpanic | 2009-12-28 16:51 | どうでもいい日常

皆殺しインタビュー

ミシマ社から出させていただく予定の
犬の話(仮題)


坂東眞砂子さんにインタビューした文章をまとめてんですが、難航してます。七転八倒中。
ああああああ他にもいろいろ書かねばならないのに、焦る。

ま、難航してんのはあーしの技術の問題でもあります。
でね、これまとまったとして、ホントーに大丈夫かなって思うくらい、
黒い。

いやいや黒いなんて言葉では言い切れない。
超越してます。めっためたに切り捨て御免てな感じで。

身も蓋も取っ手もなにもかもなくし、剥きだしにつきつめた言葉がささる、ささる、ささる。


さ、さすがあーしの心の師匠……。最高です。

でも、あの、説明をうまく入れないと物騒すぎるような気がするんです。はい。

なんてあーしが弱腰になってどうするとも思うんだが。うううううう。
by riprigandpanic | 2009-12-27 19:59 | 黒の紳士(淑女)録

よき編集者

某社と来年出す本について打ち合わせ。

担当の方が別部署にいってしまって、交替できたのは学部卒新卒男子Wさん。

「著者の方とどのようにつきあったらいいのでしょうか」

と、真顔で聞かれました。

そうねー、打ち合わせにはお土産スイーツを持参してー、誕生日には花束? 送るとかするといいみたいよ?

とか、しれっと真顔で返してどんな顔するかみようかと思ったんですが(笑)

そこはほら、あーしも根が善良だもんで、

書き下ろしなどは原稿催促をどうするのかが肝心すね。長期間ほっておかれてちゃんと書く著者もいるけど、まわりを見回しても稀。関係あるようなないようなメールでも十分プレッシャーになるから、こまめに連絡は入れた方がいいよ。それとさりげなく打ち合わせの時に今なにをどれくらい抱えているのかを聞きだして、自社のがどこのとぶつかってんのかをつかんでおくのも大事ですな。後回しにされない工夫を考えないと。だいたい締め切りが十個以上になると、もう脳が防衛本能を発揮して覚えてられなくなる。で、催促が来たのからやっつけてくちゅうことになっちゃうもんなんだよ。

と、超親切にレクチャりました。おかんでもこんなに親切じゃねえぞ。

で、よき編集者とは、みたいなことを聞かれ

そりゃちゃんと原稿をとりあげてくれるひとが一番てことだよなあ
とまたひねりもなにもなく応答。



しかしよき編集者とすばらしき編集者は違います。

すばらしき編集者、それはブログにネタとしてなにを書いても怒らないヒト。
書けるくらいのネタを提供してくださるくるっくるなヒト。

つーと、あーしの中では
本の雑誌の杉江さんとKD社のノリぴーとGey新のツムツムってことになりますか……ね。
ツムツムは普段付き合ってる著者が偉い人ばっかりだから置いといて、
杉江さんとノリぴーはほんとにいろんな人に書かれてるものなあ。
Wさんがよき編集者に育ってくれたらうれしいが、すばらしき編集者になってくれたら、もっとうれしい。



ところでWさんは明るく「なるほど、わかりました!!」とあーしの言葉をメモメモしていたが、
目の前のあーしが今何冊の単行本をどのような状況で抱えているかはなにひとつ聞かないまま去って行ったのであった……。大丈夫か? いやまあ崖っぷちだから書くけどさ……。
by riprigandpanic | 2009-12-25 15:53 | どうでもいい日常

この年末は

なんだか女二人でひっそり飲み食いというパターンが多い。



昨晩つき合って下さったMさんは、一度うたごえを聞いてみたかったんで、カラオケに行く。

うただよ。うた。うたはいい。
うたってりゃいいんだから。

あーしの人生のなかでこんなに歌った年はないっちゅうくらい今年はよく歌いました。
若い時はカラオケ大嫌いだったんですが。あと今年はずいぶんスナックに行きましたね。仕事の関係でですけど、これもまたこれまでからは信じられないチョイスといいますか。歌だってね、スナックでしらないおやじに聞かせたりして拍手もらったりして。
もーね、それがどーしたって感じになってしまいました。
十年前の自分が見たら泡吹くと思います。

上野のカラオケボックスで女二人歌ってたら、何度もサラリーマン男子が身体ごと倒れかかるようにドアを叩いてきた。最初は間違えてんのかと思ったんですが、何度も何度もどかんどかん来るので狙われてることが発覚し、呆然。なんちゅうガラの悪さ。廊下にでてる客がみんなうおーとか吠えそうなくらい興奮している。ゾンビの暴動のよう。日本じゃないみたいでした。上野、こええええええ。

Mさんの声は想像以上に良かった。低くてあやうい色っぽさがある。
浅川マキの「裏窓」を熱唱される。いーもん聴いた。
あーしもMさんの真似してひとりカラオケやってみよう。愉しいかもしれん。


そのあとは
どん底のお先真っ黒サバトな話題で飲む。黒焦げ。芯まで炭化してたな。

……Mさん、あざっした。来年もまだ生き延びてたらうたいましょう。
ドロドロのコールタールみたいな歌を喉がかれるまで叫びましょう。

ひさしぶりに浅川マキ、youtubeで見たら随分増えてた。
ピアニストを撃て は未聴でした。
by riprigandpanic | 2009-12-23 17:04 | 黒の紳士(淑女)録

なんとか

歯痛はなんとか収まりました。
噛み合わせで当たる部分を薄く削ってショックを和らげたようです。
心配してくださったみなさまありがとうございます。

虫歯を放置していたのかと思ったので虫歯の疑いは晴れて良かった。


光文社PR雑誌「本が好き」で
二十二世紀に持って行きたい本、だったかな、の、アンケート原稿を書かせていただきました。ありがとうございました。

それからほそぼそ続けていた
書評のメルマガ の連載は、今回で終了です。これまでありがとうございました。
じつは読み終わっていなかったんですが、トム・ルッツの『働かない』で書かせていただきました。どしてもどこかで書きたかったから。メルマガだと思ってだらーっと書きましたよ。しかも
時間ギリギリだったんで、誤字脱字多かったんで、少し直してこちらにも載せます。訳者や関係者の方には全部読んでない上に誤字もある書評で申し訳なく。すみません。



働かない―「怠けもの」と呼ばれた人たち

トム ルッツ / 青土社




もっと知りたい異文化の本  内澤旬子
(41・最終回)怠惰を貫く
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『働かない 「怠けもの」と呼ばれた人たち』
トム・ルッツ 小沢英実、篠儀直子訳 青土社

 書評のメルマガ、とうとう最終回となりました。いままでありがとうございました。これからは自分のブログの方でちょこちょこと本の感想などを書いていきたいと思いますので、たまに覗いてみてくださいませ。

そして最後に紹介しようとおもっていた本が、読み終わりません。実は半年以上前から読んでいるのですがもう1ページ読むたびにうわあああああ、わかる、わかるよおおおと深く頷いてしまって、いろいろ思いを馳せてしまうので、なかなか進まないのです。しかし私はここ半年この本とともに生きていたと言っても過言ではないのです。というわけで、第四章までの途中読みで恐縮ですが、ご紹介します。

私はイラストを描いたり文章を書く仕事をしてるんで、長年まわりの人から「すきなことを仕事にした人」として見られ続けてきてます。しかしいくら絵を描くのが好きだからとて、なにを書いても楽しいのかといえば、そりゃそうじゃないでしょう?  文章だって同じ。とくに好きでもないそば屋についてほめたたえなきゃならない文を書くのに心の底から楽しくて仕方ながない人は、そんなにはいないと思います。ただ、他の仕事をするよりは文字をポチポチ打つ方が向いてるからとか、苦にならないからとか、ちょっとは楽しいからとか、そんなところが正直なところなんだと思います。

長年どちらかといえばそのような仕事(自分にとっては)をこなしている時間がほとんどでありましたので、仕事をするのが嫌で嫌でたまりませんで、締め切りギリギリになっていました。自分はなんてわがままな人間なのだろう、営業経理をやっていたころに比べれば天国みたいな仕事なのに、なぜこんなに仕事が嫌なのだろうか。いやいや、本当に自分が書きたいこと描きたいことをやれば、きっと楽しくて仕方なくなるに違いない。ずっとそう思い続けてきたのです。

ところが最近ありがたいことにかきたいことをかかせていただけるチャンスをようやくいただけるようになったのですが、それでも締切ギリギリにならないと書けないんですよこれが。

なぜだー。

一体なにをしたら面白くてたまらなくて、夢中で書いて、締切よりもずっと早くあがっちゃった☆来月の分も入れちゃうね☆という境地にいけるのか(あああ今何人かの編集者様の口からエクトムラズムがもはああああっと彼岸へと旅立ってゆく所が見えますよ。くっきりと。おっかしーなー、あーし霊視能力ないはずなのに……)

それと同時にもう一点、ようやく自分がかきたい(平仮名のときは書く描くの両方ね)ことをかいて、それだけで思いっきりカツカツに節約すれば暮らしていけるくらいはお金をいただけているのにも
かかわらず、さらに、これまでの仕事がなかなかできないとうだっていたにもかかわらず、

ちょっと気が向かない仕事でも、よっぽどのことがない限り断ることができないんですよ、これが。

なぜだあああああー。

まあ長年生活不安と隣り合わせだったからですけどね。いったい自分は働くのが好きなのか嫌いなのか。どこまでいけば「ジョブ」じゃなく「ワーク」になるのか。嫌だ嫌だといいながら、実はガツガツ働いていたいのではないか。

またそんだけわあわあと働きながらも、これだけの量の仕事をこなしつづけないと満足のいく収入が得られないことに、どこかで絶望もしている。こんなことはそう長くは続かないだろうとも思っている。

さらにやっかいなことにです。じつは、働かないひとを見ると、ちょっとイラッとしてしまう。自分の気に染まないことをやるくらいなら働かない、気に染むものであっても大変だったら働きたくない、という気持ちはだれよりも痛いくらいわかるし、むしろ自分だってそう思っているのに、実際にその信念を貫き通して働かない人を見ると、羨ましいを通り越して、やっぱりちよっとイラッとしてしまう。すんません。ああ。なぜなんだろう。器むちゃくちゃ小さいぞ、自分。

そんなどうしようもないわがままなことで、日々心のヒダヒダを無駄遣いしているのは、きっと自分だけだろうと、ずっと思っていました。

 同じことを考え患っているひとがいました、ここに。というわけでようやく本の内容です。すみません、前段が長くて。しかし自由に書いていいのがこの書評のメルマガのいいところでありました。最後のわがままです。お許しください。

著者トム・ルッツは、徴兵を逃れて大学に入る前に十年間もヒッピー生活をしたのちに、大学に行き、研究者となり脚本なども書いている。好きなことを好きなようにやる優雅な暮らしにあこがれながら、大学の瑣末な事務に追われ、雑誌記事や新作映画のチェックも欠かさず、学内政治もこなしながら、一般マスコミ向けの本も書く、忙しいが口癖で短い睡眠時間がご自慢のクールな文化人というわけですね。ははは(無表情)。

ある日別れた妻のもとにいた息子と同居することになる。大学進学の前に一、二年の休みをとってなにか好きなことにチャレンジしてみたいという息子。ところが息子は彼の家に来たとたん、誰に逢いに行くわけでもなく、一日中カウチに寝転がってテレビ三昧。著者はだんだんイライラしてくる。俺がヒッピーだったころは、たしかに仕事はしなかったけれど、毎日あんなことやこんなことも(主に大麻ね。フリーセックスについては論及をお避けになってますが以下略)していたのに。苛立ちの中で、彼は自分自身と仕事との歪んだ結びつきにはじめて目を向ける。働くことの切なさ、働かないことの難しさを。そうして人類と労働との切ない関係を振り返り、検証していく。

たとえば労働時間。雨が降ったら休み続け、収穫期や種まき期には何日間も休みなくぶっ続けで働く、というような暮らしをしていた農夫たちが、農業革命、産業革命によって、都市にでてきたとき、毎日決まった時間に始業して八時間ずっと働いて定時に仕事を終える、というやり方になかなか順応しかったという。十九世紀のアメリカの工場労働者たちの実態には衝撃を受けた。全従業員が酔っている、無断で狩りに出かける、全員一致で仕事をやめてビーチに行ってしまった……。労働時間中に平均十回はウィスキーを飲みに出かける。工場主がやめさせようとするとストライキで対抗。

ええ?? 労働者って、労働組合運動が発展するまで、子どもの時から毎日休みなく朝から晩まで働かされていたんじゃないんだ?? うわああああ。シンクレアのイメージが強いからなあー。

さらに。あの『資本論』を書いたカール・マルクス。彼は八時に起床し、新聞を読み、翌朝の二時か三時まで、ときには徹夜で仕事をした。仕事を中断するのは食事と散歩のときだけ。それが死ぬまで続いたそうだ。本人主張するところの生産性の倫理に文字通り身を投じた人間だ。

 マルクスはどうでもいいのです。問題はその娘婿のラファルグ。医学生であったけれど、医者になれなかったクレオール男。彼はマルクスの秘書を務めた。マルクスの死後、なにを考えたのか発表したのが四十ページのパンフレット『怠ける権利』。その中で一日三時間を超える労働を法律で禁止することを提案している。彼は労働の倫理的な価値を信じることで、自分たちの首を絞めるような抑圧に加担してはならないと労働者たちに訴える。それで余った時間になにをしろというのかといえば、楽しく怠惰でいろと。それを大真面目に説いたらしいです。彼の最期がまた素敵なのですが、それは是非読んでいただきたく。マルクスの娘婿がこんなに変な人だったとは!!

こんな具合で登場する作家も思想家も労働者たちも、みんな怠惰です。ちゃんと怠惰であろうとするあまり筆を折っちゃう書き手なんかももちろん登場します。

今までそれほど興味もなかったんですが、ソローもホーソーンもマーク・トウェインもメルヴィルも、怠惰を貫くというバイヤスをもってみると読んでみたくなる不思議。

ああ、今抱えている仕事を全部仕上げたら怠惰になろう!!
と心に決めてんですが、著者自身がこれだけ怠惰に魅せられているにもかかわらず、資料を駆使した五百ページ弱の大著を書いてんだからして、なあ……(溜息)。とりあえずこの本は、追われることなく、気ままにいつでも読める場所に置いて、怠惰に読もうと思ってます。


それくらい怠惰でもいいでしょ?
by riprigandpanic | 2009-12-19 15:48 | お知らせ

はががが

歯痛と鼻水と咳にまみれて、脳に酸素がいかないまま
けっこう前半山場となる「飼い食い」第四回を書き上げる。
……書籍の時に手を入れねば。不満足。
自分にしては、参考文献ではなく古い資料統計その他を集めたり読んだり結構調査っぽいことをしてんで、なんしろ時間がかかる。時間かかるなあ。しかし面白くないわけではないからいいのだ。

気力尽き、気絶。
歯の痛みで目覚め、なにか食おうと思って食べたのがパリッとフワットのシュトーレン。
これは、おいしい。おいしいけど噛みしめ系のパンですので痛む奥歯にみっちりと甘いパン生地とナッツと干しブドウが張り付く。痛い。当たり前だ。慌てて歯を磨く。痛い。当たり前だ。
薬を飲んで撃沈。

んが気力振り絞って支度をして歯医者へ。こういうときは街の中に住む便利さに救われる。

見た感じ虫歯はない、という。

え。息吸っただけで痛いんです。

レントゲンを撮ればわかります。

撮影。

やっぱりほら、虫歯はないですよ。噛み合わせによる知覚過敏が考えられます。

はあ。

ちょっと削って、噛み合わせで負担がかからないようにします。

え?削るんですか?歯を?

少しだけです。痛くないですよ。

怖い話

福澤 徹三 / 幻冬舎


頭の中をこの本の「怖い医者」の章がぐるぐるまわる。医者不信になるエピソードが満載なのだ。特になにかの蓋を奥歯につっこまれる話は、読むだけで歯が痛くなる。

虫歯ありませんで、タダで返したくないから削るのかなあ

でも
ホントに削る意味あるのか? とは聞けない。
椅子を飛び降りるなら今なのかとも思ったが、癌体質のエエ型なのでおとなしく削られる。
削られた後(ちょっと痛かった)に
「センセイ、先ほどの患者さんがうめてもらったのが取れたんですけどという電話です」という
とってもアレな取次が歯科助手さんから。
あうーーーーー。あうーーーー。

でも削った後の噛み合わせはたしかに負担が軽くなっていた。疑ってすみません。

そして診察料は初診で900円。レントゲン二枚撮ってもそんなもんなんだ。しばらく歯医者に行ってなかったのですごく高いのかと思って一万円をおろしてきたのだが。だって胸部のレントゲン撮ると七千円くらい行くじゃないですか。あれはフィルムの面積に比例する実費なのかなあ。

そしてでもまだ歯は痛いのであります。二三日すると収まるとのことです。
by riprigandpanic | 2009-12-16 17:56 | どうでもいい日常

流行ってる

アメリカから親友Hくんが来る。
いつまでも奨学金でフラフラしてんのかと思ったら某州立大学の准教授になっちゃった。また教えるコマ数が少ない。ほんとにフラフラするのが似合うやつだ。もちろん研究者としてものすごく優秀なんだろうけどなあ。

それで彼には豚のことをメールや写真で知らせていたのだが
「ニューヨークでは今ジュンコみたいに自分で家畜を飼って殺して食べるのが流行っているんです」

は……。なんでも車で一時間くらいのところに小さな農場を借りて、十人くらいでローテーションを組んで交替で世話を見にいくらしいんですわ。そんで時期が来たらみんなで屠畜して食べると。アメリカの法律では自家屠畜が認められてます。販売しない限り、オッケーなのです。基本的にはそうだった。だからできるんでしょうなあ。

「だからジュンコのことを友達に話すと、へえ、Tokyoでも流行ってるんだーっていわれるんだよ(笑)」

そりゃ………ありえねーよ。
自家屠畜できないし。






一日中くしゃみと鼻水が止まらず、布団に入って胸にあんかをのせたまま原稿を打つ。昨日のサンマルクカフェが寒かったのだ。

そんな折に歯痛。よって食欲ゼロに。何食べても痛い。
これは……虫歯??
猛烈に痛い。痛い。嫌な感じに三か所も急に痛い。……なんでええええ??

でも締切なのでパソコンは腹の上にいますよ。水鼻が垂れっぱなしで思考力は半減してますけど。

だれかあーしの藁人形でも燃やしてんのかなあ。
こういう生殺しはよくないよー。やるなら一気にさっくりやってくれ。なんちて。
by riprigandpanic | 2009-12-16 00:44 | 三匹の豚とあたし

台南便り

音の台所さまhttp://homepage3.nifty.com/oto-kitchen/
からすてきな写真をいただきました。

ありがとうございます。許可いただきましたのでここに載せます。スーパーマンみたいなポーズの豚が最高です。LW系の雑種豚でしょうかねー??
うちのもこんなふうにしてみたかったなあ。

c0190053_12115030.jpg


東獄殿という冥界神を祀っている廟で、
旧暦の7月末日(今年は9月16日)にお供え物をして祖先を祀る儀礼なんだとか。
お供え物のメインは豚3匹ですって(笑)
ほかにも新米とか紙のお金とか、あちらの世界で困らないように日用品とかいろいろ。
あーそうそう、紙のおままごとみたいなやつ、かわいいんですよね、あれ。

c0190053_12131871.jpg


それにしても音の台所さま。
ご無沙汰しております。
谷中でお茶したのはいつのことでしたっけ?
たまにはそちらにも遊びに伺いたいです。
by riprigandpanic | 2009-12-15 12:13 | 三匹の豚とあたし

泣ける数字

養豚に関する政府統計表を読んでいて

この数字の列の積み重ねの果てに、

あのこたちがうまれてきたんだなあと思っていたら

ぽろぽろと涙が出てきてしまった。




この数十年で激変していった養豚農家のもとで、
豚はいろいろ変わってきたけど
やっぱり豚として生まれて肉になって
民の口に入り続けてきたのである。
あらためてすごいなあと思う。


すごいと思える限りは、ノンフィクションを書いていけるのかなあとも。

母親に「世界」を読まれて
「男の人がいうようなことばかり書いてる」とどん引きされておりますがね。

豚のじーーーっと動かないでいる交配を見て
「これって、いつイくんですか」って農家に真顔で聞いてるくだりと思われます。


東スポとか夕刊フジとかでポルノの挿絵描いてるのは何も言わなかったのになあ。
めんどくさいです。まったく。

理解の範疇を超えてるくるっくるな娘、なんでしょう。
同情はするけど、いいかげん慣れないともう。ねえ?
そんなの昔っからなのに。
そんで
これからも黒いことしか書かないんだし。

年配の方はなかなか学習してくれませんな。
by riprigandpanic | 2009-12-14 18:59 | 三匹の豚とあたし