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東京のエエ市



昨今どこもかしこも禁煙になりつつありまして、
喫煙者の方々におかれましては本当にお気の毒だと思っているのですが、
エエ市の喫煙率はとても高いです。スッパカパーですわみんな。
特に取材している業界の方々は気持ち良くスッパカパーですわ。
男気あふれる人が多いんですよ。気持ちもスッパカパーなんですよ。
エエところなんですよ。ホントに。

煙と縁を切って幾久しいあたしでありますが、
喫煙者のどうにも止まらない気持ちもよくわかりますので
たいていの受動喫煙くらいはどんと受け止めてます。
他に受けるストレスの方が
遥かに身体に悪いとおモウんで。

んが、あまりにも煙いのは勘弁してほしい。
あまりにもヤニ臭いのもキツいです。

で、エエ市でいつも泊まるホテルなんすけど、
シャワーを出してると、ヤニ臭くなってくるんですよ。風呂場が。
なぜなのかは不明。寝具もヤニ臭い。

そして都内某所のエエ市行き高速バス乗り場。
これがまたおやじたちが、並びながら煙草吸うんだ。
もちろん都内のバス停は禁煙です。禁煙と張り紙もあります。
しかし吸ってます。後ろにいるとさすがに
煙いんですよ。ま、バス停近辺に喫煙エリアはどこにもないがな。
恐ろしいことに。

そういえば昔は東海道線とか、普通の通勤電車の車内、
煙草吸い放題でしたね。あたしが子どものとき。
ボックスシートで飲みながら煙草吸ってるサラリーマンのおやじとか
沢山いたなあ。

というわけでエエ市行き高速バス乗り場に行くともう
エエ市に来たような錯覚を起こすのでした。
by riprigandpanic | 2009-03-20 19:09 | どうでもいい日常

リサイクルショップなんだか骨董屋なんだか

家電とか揃えなきゃならないじゃないですか。

いくら短期滞在とはいえ。新品買う余裕なんてないし。

だから、街道沿いのリサイクルショップに行きました。

そしたら学生どもが家電かっさらっていったあとで、電子レンジゼロ。くっそーお。

洗濯機と冷蔵庫かろうじてゲット。ま、選ぶほどなくて迷わずに済んだが。



で、こんなのがいました。さすがエエ市。
あ、これから住むまちのことをエエ市と呼ぶことにしました。
これほしいなあ。リースしてくれないかなあ。

借りる家はほぼ元居酒屋のほぼ廃屋で、カウンターとか板の間の舞台とかついてて、十畳がみっつくらいあるのでこのこは引き取れるのよねー。迷うわー。























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白クマと軽トラのある暮らし
by riprigandpanic | 2009-03-20 03:30 | どうでもいい日常

半月

朝六時過ぎ

公園を通りかかったら少年の嬌声。父とキャッチボールしているのであった。

空には下弦の月が白くおそらく高度六十くらいかかっきりと半分。

坂を下ると私立小学校の制服を着た男の子が泣いてる。
転んだんだそうだ。ママに電話したらつながらなくて、
パパに電話したら待っててっていわれたんだそうで。

巻物をしないで歩いても寒くなくなった。
沈丁花につづいてこぶしが満開。

次は桜だ。

今年はどこで見るのだろう。
by riprigandpanic | 2009-03-19 06:54 | どうでもいい日常

でてましたね

アマゾンにでてました。
よろしくおねがいします。


(イラスト担当)
『東京見便録』斉藤政喜/文 文藝春秋 1500円

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by riprigandpanic | 2009-03-15 22:11 | お知らせ

ファイナルピース@ハマ

税理士事務所に出頭。いろいろ聞かされる。還付金、戻らないかも。すごい悲しいかも。去年一年だけのビッグウェーブに、あと二年くらい苦しめられるのである。しかたないんでしょうけど。

そのあとエルマガジン社ムックの取材で某所に。人様の大殷賑をまのあたりに拝見。驚きゃしないけどさ。べつに。しかしあれは股をひらいているというだけでは成立しないものです。笑顔が大事なのです。笑顔は人を救うのです。愛想最悪のまま人生の半分(いやもう九割来てんのかもしれないけどそれを言いだすと面倒くさいので一応半分にしときます)を過ごして来た自分はまったくもって駄目な奴だと思いましたがもう遅いよな。
で、某所とは関係ないんですが、これまでこれだけはと死守してきた食わず嫌いフードに手を出してしまう。喰ってしまう。ああなんかレバと卵の間をとった味が、ああ。そして小骨が。ああああ。

豚の出産からよろよろと立ち直った所に税金とか大殷賑とか禁断の鳥卵とかあって、心が揺れて逃避したがっていたので心の声を聞いて新丸ビルへ。

某セレクトショッブで買ったワンピースに合わせてベルトを買いに入った別のセレクトショップの売り子嬢に指輪とバングルの出所を尋ねられる。sbs青秋部のN嬢にも編集N本女史にも、あと数人にも尋ねられているという逸品です。去年死ぬ気で買った生まれてはじめての14金にダイヤモンド。ま、眼を留めて下さるのはみんな女子です。でも死ぬ気で買ったから、褒められると嬉しいです。
noguchi というブランドです。
高いです。いや、カルティエとかヴァンクリとかそういうのに比べたら安いのかな、とにかくあたしの初ジュエリー。ジュエリー大好きなのに、気に入ったデザインがないということで、これまで手を出さずにこれたんですが。あーあ。
新聞連載記念に買ったのれした。これが最初で最後だったなあと回想するのだろうか。
しかしバングルはもうすでにすこし歪んでます。ほとんど毎日してるからねえ。
あとピアスくらい買いたいよなあ。

貧乏性なあたしはこれに似たテイストのバングルを真鍮で自分で打てないかと、挑戦していたりする。鋳造からやんなきゃ駄目なんだろうけどさ。彫金は愉しい。思うようにいかないところが。
by riprigandpanic | 2009-03-14 22:28 | どうでもいい日常

桃まつり

14日からユーロスペースにて新進女性映画監督たちの短編映画がかかります。監督のうちの一人が大学の後輩でしたんで、お知らせいただきました。ご興味ある方はぜひ足をお運びくださいませ。
粟津さん、がんばれ。

桃まつり
http://www.momomatsuri.com/
by riprigandpanic | 2009-03-13 23:53 | どうでもいい日常

ワイルド・アット……

十七頭の妊婦豚たちの出産に立ち会いました。

ホテルに戻ってリレー読書日記のゲラファクスを受け取る。
坂東眞砂子 『「子猫殺し」を語る』について書いたんであるが、これほどまでに書いたときと温度差を感じることって、今後ないのではというくらい、昨日一日で見た多頭出産で私の脳は吹っ飛びました。ベケットウォーター(カンタベリーの聖人トマス・ベケットの脳漿と血液が入っているという水 巡礼者がこぞって飲んで薄まっていった)のように薄くなり消えそうです。

子猫殺しで心ざわつくようなあたしは何処へ。今のあたしならば全然以下自粛。ええ、朝一番に豚舎に行ったら夜明け前に生まれた子ブタのうち二頭が死んでいたんですが、夜で見ている人がいなかったため、忍び込んだ猫に下半身を以下自粛。いや猫じゃなくて気の立った母豚にという可能性も。とにかくあまりにも簡単ではかなく、そして。

凄み満点なスタートを切って、三桁もの命生まれる瞬間に立ち会えたんですが二桁の死にも同時に立ち会いました。これまで何度も心のメーターをふっ切る思いをしてきたような気がしてきましたが、今回はもうこれまでと比べ物にならないです。怖いとか気持ち悪いってんじゃないんです。ただひたすら頭真っ白になりました。屠畜はハードル低かったよなあ、今思えば。生き物としての触れ合う期間が短すぎましたからね。あって間に死んで、後は延々切り分ける作業を見ていたわけですからねえ。面白いだけで頭まっしろ、なんてことにはならんかったです。

自分がどこに行こうとしているのかわからなくなってきて心細くなってたところ
ちょうどゲラのことで電話をかけてきた週刊現代のTくんに網膜に映ったことをまんま話したら
「書くものを楽しみにしてまーす。僕は絶対にみたくないでーす。おおこわーい」と冷酷にかわされ正気に少しだけ戻ってきました。

空を見上げると満月。

強い子が生まれるような気がしますって書いた、数日前の私はなんという大馬鹿ロマンチック野郎だこんちくしょう。150頭くらい生まれているんだよ。どれをyとしてもらうかなんて、わかんないよ!!今決めたって、ここ数日でまだ死ぬもん。これとこれとこれは死ぬかもとか、ど素人のあたしでもわかるし、そうでなくて強そうなやつでも母の下敷きになって死ぬかもしれないし。今も死んでるだろうし。念のために言っときますが、かわいそうだと怒ってんじゃないんですよ。かわいそうと思わなくはないですけど、その場で死にそうなのを一匹だけ抱き上げてかわいそうだからあたしが以下略なんて(あの場においては)失礼なこと、小指の先ほども思いつきゃしませんよ。それでもやはりあまりにもはかなくて。
ああ、赤羽のスナックのママになって叫んだらどんなに気楽か。(@清野のブログ)まあ詳しくは連載で。

 さてシュタイナー教育にはまっていた友人は、出産のときに自分の胎盤を醤油つけて食べたそうで、さすがの私もそれを聞いたときは気が遠くなりました。人にはいろいろな琴線がありますが、私は共食いはダメだなあ。あと胎児系は苦手なんだよなーどうしても。なんでもいいってわけじゃないんですよ、これでも。

 しかし豚の胎盤ならば食べてもいいかもしれないわあなんて、以前飲みながら豚屋の若社長に話していたらどん引きされて「俺は無理」と言われたのでした。

 ええ、今日見てわかりました。わかったよ、Oさん。絶対無理だね。無理ったら無理です。ありえません。姿形と気分の問題より以前に、フィジカルにメディカルにほぼ不可能でした。百聞は一見にしかず。ほんと、養豚に関してはこの言葉通りのことばかり起きます。なぜなのかも連載でね。


現在の多頭飼育はなかなか部外者は入れなくなっているのが現状です。そんななか、なんでも見ていいよと言って下さるS畜産さん、本当に本当に貴重なものをみせていただいて、感謝の気持ちで一杯です。


週刊現代 りレー読書日記 以下の本で書きました。

『「子猫殺し」を語る』坂東眞砂子 双風舎
『サイのクララの大旅行 幻獣、18世紀ヨーロッパを行く』東洋書林
『乱反射』貫井徳郎 朝日新聞出版
『ワイルド・ナイツ』古泉智浩 双葉社
by riprigandpanic | 2009-03-12 19:32 | 連載中

はじまってます

一箱古本市の店主募集がはじまっております。

くわしくはこちらに

http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20090228

ふるってご応募くださいませ。

それから助っ人も募集中なんです。どっすか一日。
とかなんとか書いておいてわらくし今年は地図などイラスト参加のみでして、イベント企画すら参加できてないんですが、来年こそは交通案内などの助っ人に復帰できたらと思っておりまする。いや、今年も一日はどこかの留守番とかなにかの助けになりたいのです。豚が母離れしてなければ可能なんだが、そのときになってみないとわからんのです。。。。
by riprigandpanic | 2009-03-10 21:47

アムハラ文字にも似てないんだよねー

世界の文字を収集していた中西亮氏が、病気をおして最後に採集しに出かけたのが、北アフリカのティフナグ文字だと読んでいた。

中西氏は京都の印刷会社の社長で、京都大学文学部などからの仕事をきっかけにだったかな、世界の文字を鉛活字におこしていた。世界中の活版印刷の新聞も集めていた。私が彼の存在を知ったのは、亡くなられてからのことだった。取材してみたい方だった。彼のコレクションは大阪の民博にあるので、閲覧にも行った。

で、ずーっと気になっていたティフナグ、ベルベル人の文字なんだろうなと思ってて、先般ようやくこな本を入手。おお、やはりティフナグはモロッコだったか。

『ベルベル人とベルベル語文法』石原忠佳 新開正 新風舍

まだぱらぱらめくってるだけですが、いちおうティフナグ文字についても言及されている。そうか、トゥアレグはまだ使っているのかー。それを中西さんは採取したんだろうなあ。

現在はベルベル人全体としてはアラビア文字かアルファベットで表記しているようなので、この文字は使われることないらしい。アラブ人が来る前には各部族全体がティフナグもしくはそれに似た文字を使っていたようだ。

こういう本は、そりゃあ絶対商業出版されないけれど、ね。持っておきたい本ですよ私にとっては。

新風舎は解体しましたが、残るべき本は残るし、渡る所に渡ってゆくのであることよのう。
一度仕事しただけだけど、新風舎傘下で少年文芸の編集をしていた村井さんはとても印象にのこる青年だった。いまもどこかでがんばっていることと存じ上げます。どうかあの熱意を絶やさずに。
by riprigandpanic | 2009-03-10 21:06 | ほんっ

さよならbacchus

実家に帰り、豚を飼う間だけ居を移すことを報告。
もっと驚いて反対されるのかと思ったら、あ、そう。という感じでひと安心。

ついでに月齢がいい感じなので、長谷海岸まで行って、ぼえーっと月を眺めては東へ東へと歩き、立ち止まっては月を見上げまた歩き。潮はこれまでみたことないってくらい引いていて濡れた砂がひろびろと、てやてやと光っている。長谷はイルミネーションのうつりこみが激しいんである。

ずいぶん先の先まで波打ち際に向かって歩いていけそうだったが、そのみつの超お気に入りな革靴をはいていたのでやめた。一時間くらいのらのらと月を眺めたり歩いたり砂浜で寝ころんで口笛などを吹き散らかした後、barバッカスに行くため陸に上がり、店の入っているビルを見たら明かりが消えている。

いやな予感がして行って見たら建築事務所になっていた。あー気に入っていたのにぃ。いつも行けるところじゃないし、酒の種類はたいしたことはなかったけれど、がらーんとしてて、インテリアがうるさくなくて、ビルの三階で一面窓ガラスで海に向かってぼえーっとできる席があったのでした。読書に最高でした。うーん悔しい。他に知ってる何軒かの飲み屋はみんな一階にあって、海が眺めにくいのじゃよ。ましてや月なんぞ眺められるかと。


 去年ひっそりはまってた月見と独り飲みは、この店があって始まったとも言えるのであり、残念至極。

 それにしても今年月見を書くことになり、つまり仕事になってしまい、月見に際しての一番大事な気分が変わるのではないかと案じていたのであるが、案外変わらずに見上げている自分がいて、面の皮の厚さにびっくり。いい歳こいた中年のこんなにこっぱずかしい趣味をば書くなんて、なにかを諦めねばやっていけないとおもっていたのであるが、そんな何かはもうとっくにないのであった。

由比ヶ浜から江ノ島あたりまでで、海と空が見えて静かな飲み屋をご存じの方、教えてください。酒種の多寡は問いません。いやもうカフェでもいいです。夜やってれば。
by riprigandpanic | 2009-03-09 11:33 | どうでもいい日常