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港町ブルース


1月16日に
神奈川テレビにちょこりと出させていただきます。
おやじがきについて語ります。
生放送なんだそうです。

tvkNEWSハーバー
17時30分からです。出番は17時40分からだそうです。

ナマときいてびびってましたが、まあいいかと居直りました。
たいせつですね、居直り力。

神奈川近代文学館の宣伝もしたいし。

結局あたしはやっぱり神奈川大好き人間です。神奈川で仕事して神奈川の人と結婚して神奈川に住んで神奈川で死ぬ人生を思い描いていたはずなのに。
神奈川の人はホントに神奈川が好きです。伊勢佐木町も野毛も本郷台も大船も上大岡も日ノ出町も伊勢佐木長者町も極楽寺も三ツ沢下町も港南台も和田塚も原宿交差点も笠間十字路も。

そうそう、今更ですが自慢してみます。
ハマでOLやっていたころに、馬車道でメリーさんを二度ほど見かけたことがあります。こないだ能町みね子さんに自慢しちゃった。
年寄りぶって。
たぶんこの先どんどんババアになって
おとなしく話を聞いてくれそうな若者に
「ああ、メリーさんね。馬車道のディスクユニオンの前にいたよ。白かったよー」
なんて語るんだろうな。

見苦しいな。

しかし見苦しいのを恐れてババアにすらなれないのも考えものですからね。

それにしても関内には高校生のころからの積もり重なった酸っぱいしょっぱい甘い苦い思い出が沢山ありまして、まっすぐ歩けないくらいです。
なのにみなとみらい線ができてから本当に土地勘をなくしてしまい、文字通りまっすぐ歩けないちゅうかどこ歩いてるんだかわからなくなりました。
去年一昨年と、神奈川新聞に原稿届けに行く度にぐるぐるしてましたんで、これをきっかけに関内に通って土地勘を取り戻したいなどと思ったり。
by riprigandpanic | 2009-01-07 12:49 | お知らせ

ノンフィクションの末裔

高野秀行氏と飲む。

いやもうさすが、この国に十人もいない同世代同業しかもお互い相方も同業ときてるですから、狙ってることも、当たってる壁も、なんでもかんでも似てることったらもう、すんっごいくだらないところまで、呻きたくなるくらい、わーかーるーううううう、そうなんだよおおお、ぐおおおおお、ぎゃはははははは、となる。

なりすぎましね。みみくそみたいな話でも盛り上がってしまい。

すいません。電車あるうちに解散すべきでした。唯一残らない醸造酒、百歳酒をやってたんですが、頭痛いです。

近いうちに宮田珠己さんをまじえて、エンタメ・ノンフのとある部活動(実現しなかったら恥ずかしくて立ち直れないので伏せます)を立ち上げようということになりました。しかし夜が明けてみると本気なのかどうかよくわかりません。

あ、お呼びが掛かればアタシはいつでも馳せ参じますよ。
by riprigandpanic | 2009-01-06 11:31 | どうでもいい日常

つまりは

彷書月刊 特集 旅の空にて 2009年1月号



高野秀行さんの「アヘン対覚醒剤」を読んで深く肯んず。

いやほんとうに、最も危険で野蛮なものは、遠くにあるわけではないのです。
旅に出るたび戻るたびにけっこう打ちのめされますよね。
日常こそが冒険です。ていいますか、辺境の地でであった「ごく普通の」女子の問わず語りに途方にくれる高野さんの顔がものすごく想像つきまして(そう、高野さんというとちょっと困った顔をしているところを思い出すのはなぜなのだろう)、笑わせていただきました。


そして我が恩師
鎌田東二先生の「異界の旅と東山修験道」
を読んで、京都に引っ越すとはそういうことだったのかと納得す。
変化はだれにでも訪れるものだけど、先生は本当に赤子のように素直にご自分の感覚に従い、劇的な変化もやすやすと受容される。ありえねえだろと思いつつも羨ましい。

わが身こそ異界を孕む闇なれば
どの空見れど果てなく深し   鬼

まさしく。
このごろ海外にいるときよりも日本にいるときのほうが先の見えない旅をしているようなのであります。いや、本当はずっと前からそうだったのだ。ただずっと気づかないフリをしていただけなのでありましょう。


関係ないですが
つのだじろうとつのだ☆ひろが兄弟だなんて、ぜんぜん知らなかった。
by riprigandpanic | 2009-01-05 14:20 | ほんっ

やめられない

先月よがの帰り
本郷通りでぎんなんを拾いました
風吹くたびにぼとぼとぼとぼとぼとぼとと
実を潰す勢いで落ちてきて
車が通るたびにばきばきばきばきばきと
潰れてしまうんで
なんだかもったいないなと
思ってしまったのが運のつき

手のひらに乗るだけと思っていたのに
通りかかった奥さんがスーパーの袋をくださり、
ああもう大変、原稿あるのになにやってんだ、
でもあとすこしで拾い終わるもんねと
拾い終わるたびに風がざって吹き、
ぼとぼとぼとぼとぼとぼとぼとぼとぼとぼと、

いつになったら終わらせてもらえるのか
もうやめたいと思いつつも
やめられないとまらない
這いつくばって臭い実を一心に拾う。

ようやく女性一人拾いにきてくださり、
安心してあとをまかせて
帰宅。洗ってみたらボウル一杯ありました。

本日ようやくコップ一杯ほど炒ってみました。
黄緑色に輝くようになったら加熱済み。
このタイミングがなかなか。

久しぶりに食べるぎんなんはおいしくて
やめられなくなってしまい気がつくと
コップ一杯完食。明日がこわい。

その昔祖母がまだ代々木に住んで元気だったころ
代々木公園にぎんなんを拾いに行って箱一杯ため込んで
戦利品のように見せてくれたのでした。
当時代々木公園のぎんなんは、風が吹くたびなんて優雅な状況になく
暇な老人と渋谷あたりの料理人たちの血みどろの争奪戦の中にあり
祖母は得意げにホームレスを五百円で雇って
木に登らせゆすらせて実を落とすのだと語り
子孫たちを呆然とさせたのでした。

今も代々木公園では熾烈な争奪戦が繰り広げられてるのだろうか。

しかしそんなにたくさん食べるもんじゃないのになあ、
ぎんなん。
やめれないなにかがある、

ぎんなん
by riprigandpanic | 2009-01-05 00:13 | どうでもいい日常

兄よ

何年ぶりかに会った兄がおせち料理を食べながら我々妹夫婦に話してくれたこと。

その壱

関わった物件(兄は不動産業)、鼠害が酷いので、業者に頼んだところ、
一メートル四方のシートのようなものを持ってきた。
「要は大判のゴキブリホイホイみたいなんだよな。それをじゃらっと敷き詰めて、餌まいて。そしたら翌日、鼠がたっくさんかかってちゅーちゅー言ってるんだよ。やっぱりほ乳類だから、なんとも悲しい目でこっちをみたりするんだこれが」
「で、それどうやって処理すんの?」
「や、業者さんが顔色一つ変えずにはいって鼠が張り付いたままのシートをくるっくるっと丸めて持ち帰ってったよ。あのまま捨てるのかなあ。すごいなー業者さんは。はっはっは」


兄は私の著書一冊も読んでませんし、基本的に興味ないので出たテレビ番組ももちろん見てません。一生見ないでしょう。助かります。(そうか、うちの家族の薄ーい反応に慣れてんで、ヒトから熱いリアクションをされると戸惑っちまうんだ!! ようやく納得)。変な所に行って変なものを食べてなにか書いてて、最近なぜか羽振りがいい、くらいの認識しかありません。本当です。そのうちナゾの病気(てーかスクレイピーね)になるだろうと半分本気で思っているようです。余計なお世話だ。だいいち羊の頭は普通の食事だ!!ゲテなんかじゃないぞ!!

帰り道の電車で「なんであんたの家族はあんなにしょっぱい話が好きなのっ?」と吐き捨てるようにモクローがつぶやく。ホントにねえ。私も不思議ですが、つい嬉々として聴いてしまうもので。似た者家族だと思うんですが、家族の中で私はものすごい変わり者ということになっています。不本意ながら。

よく考えたら翌日までひっぱる話でもないので二つ目いきます。

「あとはあれだなー。思い出に残ってるのは、別荘地の管理やってたときな。管理棟の横にでっかい調整池があってな。そのときは水張ってなかったんだ。そこにハクビシンと野犬二匹が落ちたんだ。で、一晩中かけて殺し合い。あーれは、すごい鳴き声だったぞー」
翌朝までには野犬一頭が勝ち残り、二頭の死体。
「それお兄ちゃんがかたずけたの?」
「いや、掃除とか別荘地全体の整備をやってくれてる人が、これまた無表情ににさっさと」
「勝ち残った野犬は?」
「保健所だわなそりゃ」

兄は立派な会社員で、取引先のゼネコンの人とゴルフだのボーリングだの接待だのそういうのちゃんとやってるらしいんです。でも会うたびに首つり死体見つけた話とか、ロクな話をしてくれません。たまにしか会えないっちゅうのに。ホントにナゾの多い45歳独身。また彼女(彼氏でも可)いるかどうか訊きそびれた。次に会う時は48歳独身?
by riprigandpanic | 2009-01-04 00:05 | どうでもいい日常

きれいな苔色の

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実家に帰る途中でメジロが塀に引っかかってました。
てのひらにのせても逃げなかったので、しばらく連れて歩きました。
長い階段を下りて、もうすぐ家に着くというところで目が覚めたのか、飛び立っていきました。
すっかり飼う気になっていたのでちょっと哀しかったです。
2009年に拾ったので、キュウちゃんて名前にしようって決めたのに。
かわいかったんだけどなあ、キュウ……。

青空には白い三日月。深夜待たずに沈んでしまう宵まち月。夜更けに空を眺め回したのは大晦日だったか。
by riprigandpanic | 2009-01-03 00:03 | どうでもいい日常

頭は頭

あけましておめでとうございます。
ことしもよろしくおねがいします。

去年一年、忙しすぎてほとんど自炊できなかったのが、一番つらかったのでした。自分で作った味噌汁が無性に飲みたかったのでした。
というわけで、暮れに久しぶりにスーパーに入って、鯛の大きな頭を買ってしまいました。

なぜよりによって頭??

包丁刺して割りながら、ああ、マラケシュで羊の頭を割って料理するところを見ていたからだと納得。なんだか自分でも頭割りたかったんですね、たぶん。
しかしうちの安物の切れない包丁ではもう全然刃が立ちません。マラケシュでは祭りの前日に砥ぎやが街角ごとに出てましたけど、やはり包丁は砥ぐべきでした。万が一指を切ったらのこりの朝日の連載はどーなる、と思うと包丁を振りかざしてもいまいち力入らず。結局割るというよりは無理矢理裂く感じで決着。

オープンで焼いてから、昆布出汁とったところに放り込んで煮立たせ、一度濾して、鱗と骨をとった身を入れて、潮汁に仕立て、お雑煮にしました。

のこりは雑炊にするつもりです。
by riprigandpanic | 2009-01-01 00:43 | どうでもいい日常