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熊記と書いて

西日暮里駅は本当に奇妙な駅です。山手線のなかで最後にできた駅らしいです。というわけで、なんだかとても無理矢理なんですよ。いろいろ。

このいろいろ無理矢理な感じがもう十年もいると心地よかったりするんですが、はじめて来る人にはとっても中途半端に映るようですね。それがどうした、中途半端こそ人生だ。ていうほど肩入れしているわけでもないんですが。

というわけで? たった今仕事を中断し
駅前に新たにオープンした中華飯店
熊記
に行って参りました。小龍包半額だったんで。

ここはこないだまでカレー屋さんで、大正時代くらいの短さで代替わりとなったのです。その前は明治時代くらいの長さの和風居酒屋でした。そのまえが、ながらく空き屋だったのだったか、なんかラーメン屋だったんだったか。地下の白ユリという喫茶店は長らく潰れたまんまだったんだけど。

とにかく駅前なのに困難な立地なんです。地元の人はうなづいてくれると思います。説明しにくい困難さが駅前に渦巻いてるんですよ。西日暮里。

今度の熊記にはぜひがんばっていただきたく。モーニングに粥が食べられるみたいですよ、みなさん。小龍包はおいしかったです。

さてこのどうにもこうにも日本人には読みにくい店の名前。なんて読むのか店員さんに訊いたらば、

照れくさそうに頬を赤らめ(なぜ?)



















くまきです(しかも小声)


だって。


くまき、かあ。

モクローは音読みをあてて
ゆうき
だといい、

アタシはあてなく中国語読みを予想して
てんき
だろうと

言ってたんですが、まんま

くまき

でいいんだそうです。
三河島にある韓国料理屋「京都」も日本人客に向けた媚びの欠片も見つけ出せず戸惑ったものですが、この読み方も凄いぞ。日本のコンサルタント会社とか、入ってなさそうな潔さを感じます。

というわけで、よろしく、くまき。くまきくまき。沢山言ってはやく慣れようっと。
by riprigandpanic | 2009-01-31 19:09

さんじゅうくのまちがいじゃ……?

http://www.webdokusho.com/event/2009/0220120206.html

本の雑誌社イベント情報によれば、エンタメノンフ三銃士なんだそうです。

まあ無駄に闘ってるということではそのようなものなのかもしれませんが、どちらかといえば、世の中の流れがみえないきこえないかけないまま阿呆のように突っ走ってる三重苦なのでは……。

あいうえお順だと先頭になってしまうのが、エンタメノンフ二大巨頭に申し訳なく。

ヨウヤク舎人線に乗る。
質実剛健な造りにビックリする。いつのころからかって大江戸線ゆりかもめからなんだけど、「新しいもの=これまでよりもずっと便利で、ピカピカしてて、かっこ良くて、素敵にコージィでリュクス」という感覚を打ち捨てて
「これ以上素敵でいいもんも、そりゃあできるけど、これで十分なんじゃん?」てそこかしこから聞こえて来るよなものを作るよになりましたね。電車。ま、それでいいんだとも思いますが。
お金はかけりゃいいってもんでもないんですが、スキッとさりげなくかっこいいトラムとか乗ると、すっげえ楽しいんだけど。わくわくするんだけど。ポートランドの空港までのトラムとか。乗り物はカッコいいか古くて渋いか、ですよ。
by riprigandpanic | 2009-01-30 14:21 | お知らせ

遠くのお知らせ

遠くに行きたいってのに新宿でトークをすることになりました。しかも言い出しっぺは私だったりします。いよいよネジが狂ってきてます。

たぶん旅のはなしをつらつらするんだと思います。私は実はエッセイデビューは今は亡き某学芸?雑誌に書いたモロッコのハマーム体験話なんですが、それいらいほとんど旅エッセイの依頼がないんで、なんも書いてません。大抵本とかトイレとか、お題のある、たまたま舞台が海外、な文章しか書いてないです。高野さんとの対談で卒業旅行で予定外一人旅になった話は喋りましたが。しかしまだまだ脳の底で腐ってる旅の思い出話ならば牛の胃袋が一杯になるくらいはあるはずですので、そんなものを引きずり出して反芻してみようと思います。
 『おやじがき』も売らねばならんので、かこつけて旅のおやじ話もしてみたいと思います。

万障繰り合わせの上おいで下さいませ。

ジュンク堂新宿店

2月20日(金)
18:30開場
19:00開始
 内澤旬子×高野秀行×宮田珠己
 トークセッション 『たぶん旅のはなし』

トークよりも部会の方が恐いっす。
by riprigandpanic | 2009-01-29 19:28 | お知らせ

日記

再開します。

とはいえ特に書くことなし。

仕事の合間を裂くように時間作ってたまに人に会う。の日々です。

そして進んでいません。いろいろ。各方面の皆様ごめんなさい。
by riprigandpanic | 2009-01-28 13:05 | どうでもいい日常

Wikipediaの記述について

Wikipediaの記述について


Wikipediaの記述履歴を見たところ、ほとんど同じ人が編集更新しています。
テレビ番組や雑誌、ウェブページに載ったインタビュー記事からと同じように私のブログからの情報を反映させています。ブログの文章には上記媒体の記事の様な公共性はなく、あくまでも著作権は私にある極めて私的なゴミ文章です。Wikipediaのもつ公共性にふさわしくない情報も多く含まれます。
長らく我慢に我慢を重ねてまいりましたが、そろそろ真剣に、営業妨害をされているなと、大変不快に感じるようになりましたので、

この人がブログからの引用情報を削除するまで、こちらのブログ更新をやめることにいたしました。


楽しみに読んでくださっている方には本当に申し訳ございません。が、我慢も限界です。
 なお同じ人がmixiの私および南陀楼綾繁のコミュの管理人をされているようです。不快なことに関わりたくない一心でこれまで何も申し上げずにまいりましたが、こちらもただちに管理人を降りてくださることを要求します。
 本人にしてみれば良かれと思ってやっていることなのでしょうが、私にとっては迷惑以外の何物でもありません。
by riprigandpanic | 2009-01-26 23:42 | お知らせ

写真と屠畜と講演について

先日
井の頭自然文化園でお話させていただきました。
予告に写真と書いてしまったんですが、画像なしで話しました。動物園にいらっしゃる方ということで、考えた末にお話だけにしたのでした。牛の写真もほとんどなかったし。その前の週に動物看護士の方々へお話させていただいた時にはみなさん動物の死に立ち会っていらっしゃる方々でしたので、写真を使ってお話しました。
聴きにいらして下さった皆様、本当にありがとうございました。
たくさん質問して下さって、とてもうれしかったです。

今回、規定時間話し切ってみて、ちょっと混線したものの、 写真なしでも
なんとかなったので、今後すべての講演で写真を出すのをやめる決心がつきました。
実は極度の上がり症のため、これまで写真を出して視線をそらさせないと話が出来なかったんです。だからトークショーもお相手を必要とするわけです。視線が分散されるから。しかしまあ、 なんとか慣れてきましたね。

これまでスライドショーのようにして講演などでお見せしていた写真は、海外の屠畜、の写真でした。日本のような状況ではないのだから出していいのだろうという意見もあります。自分も写真をたくさん見ることが出来る発表の方が見てて楽しいです。

たしかに日本と同じ状況ではない。でも。私の写真はイラスト資料、文章をあとから起こす為のメモ代わりとして撮ると伝えて撮っている写真です。そして一旦スクリーンに写したら、それをデジカメで撮る方もいらっしゃいます。


現在、
田舎の 、「発展途上」の 、「おおらかな価値観」
のもとに暮らしいてると私たちが勝手に考えているというか見くびっている
人たちも、十年前と比べたら、飛躍的に情報入手手段を持つようになっています。もともと以前から、祭りの儀式にしろなににせよ、動物を屠る行為を人前でやること?を野蛮だと思っている人が少なからず存在するということを、彼らは知っていました。そして今は、だんだん、そういう写真がどのように流通して、いかようにでも違うイメージを簡単に付加されてしまうのかも、わかって来ているようなのです。

だって私自身がどこに行ってもネットをつなげられるんだもの。それでコーヒー一杯くらいの、つまり現地の人でも特に高くもない値段で世界にコネクトしてしまう。何気なく撮られた自分の写真と出会う可能性もある。

なんていうことを
『サンパウロへのサウダージ』(クロード・レヴィ=ストロース/今福龍太)にて紹介されている、
『ブラジルへの郷愁』(レヴィ=ストロース)の最後に収められている写真を見て思ったのです。
 写真は、ペルーのアマゾニア低地の、洋装姿のカシナワ族の少年たちがペーパーバックの「悲しき熱帯」を開いて見入っているというもの。今福が推測するに、彼らはおそらく文章を読んでいるのではなく、唯一の写真頁を眺めているだろうと。位置的にも一致する。
 そこには、体中に彩色を施したインディオの姿があるというわけ。研究対象である、竹を編んで出来た小屋で暮らす少年たちが、全然地縁のないインディオの儀式の写真を物珍しそうに眺めている。わー身体にこんなに模様描いてるーへーえ。なんて思っているのか、なんなのかはわからない。私たちが小学生のときに、「世界の人々図鑑」のインディオの暮しの頁を眺めている姿とそんなに変わらないようにも思えたり。
 ものすごく考えさせられる写真でした。


ともあれね、 井の頭自然文化園で
屠る写真を見たくていらした方には、期待を外してしまったかもしれず、申し訳ありません。でも話だけででもその場の雰囲気や臨場感などを伝えられるとも思いますし、先日もそこそこお伝えできたのではないかと思っています。
ええ、まだまだですけど、画像なしでも十分惹き付けられるよう、話芸、上手くなるようにがんばりますのでどうぞよしなに。

あ、今後も講演で自分のイラストを見せることはすると思います。いつも時間がなくてスキャン編集ができないんですよね。すいません。


 講演について書くことは滅多にないのでついでに書きますれば、自分が何を伝えられるのかということは、毎回寿命が縮むくらい考えさせられます。あんまりえらそうなことを云えるような人間ではないことは百も億も承知であり、どんな現場に行っても大概の価値観と状況に一瞬で慣れてしまうためにあれは良くないとか汚いと言い切ることが出来ません。日本と同じだけ水を使って屠畜できる国がどれだけあるというのでしょうか。同じようにこのように考えるべきだと言い切るのも超絶に苦手です。それでも講演をお受けするのは、ひとえに、なかなか見ることが許されない現場を見せていただいた者の義務だと思うからです。
 そこんところ講演依頼をしようなどと思って下さる方にはご了承いただけますと幸いです。それからご依頼は本当にうれしくありがたいと思っているのですが、W某に書かれているように、講演は盛んにやってるわけでは全くありません。ご依頼すべてをお受けできているわけでもありません。出来ればなるべくお応えしたいと思っておりますが、寝込むくらい緊張しなくなったのは本当にごく最近のことなのです。そしていうまでもなく本職の取材と原稿締め切りを優先しています。

もちろんW某が、本人の意思意向快不快とはまったく乖離して編集されるものであることは、たいていの方がご存知であるとは思いますが、たまには念のために。
いちいち抗議すんのも相手にすんのも糞面倒くさいからしてねーだけだっつーの!! 


本人が読むと大変不快で死にたくなる編集です。
by riprigandpanic | 2009-01-25 22:30 | お知らせ

発掘!!

昨年末ごろから郵便物の整理がうまくいってないのです。
要するに追っ付いてません。未開封、山の下にあってわからないもの、などなど。
マーケットプレイスの買い物等はまあいいんですが。ポール・ボウルズとフィリップ・ロス(荒んでますな。くそ意地の悪い話が読みたくて)がそれぞれ二冊とエドガー・スノウの中国の赤い星の上巻が発掘されました。下巻しか見つからなくて、読まずにいるうちに読みたい気持ちは霧散してしまったんすけど。

いい本読んだあとに関連資料本が読みたくなるんですが、新刊と目先の資料優先で、埋もれていくのはあまり良いことではない。

本を送っていただいた方、申し訳ありませんでした。

それから
掲載雑誌を送っていただいた方、今更になってごめんなさい。

『本が好き』光文社 2009年一月号 vol31
にて今年読んだ「最高の一冊」に寄稿させていただきました。
倉橋由美子の『酔郷譚』です。これは文句なく無人島本もしくは流浪の旅のお供本なんですが、酒が飲みたくなるのでイスラム圏には向きません。


『QUICK JAPAN』Vol .81 2008.12.16
おいしい猪肉の不思議
ちゅうタイトルで、狩猟肉について書かせていただきました。

ありがとうございました。どっちも楽しく書かせていただきました。
by riprigandpanic | 2009-01-23 15:47 | お知らせ

鉄のこども

千駄木のある道は、電柱がない。車が徐行するように、わざと蛇行状に敷設されてる。歩道が半端に広くて自転車はどこを走ったらいいのかよくわからない。
道沿いはみんな民間警備保障にはいってるような邸宅だ。屋敷というほどではないにせよ。

で、道の微妙な蛇行のために、ポールがたくさん立ってんです。ガードレールでなくて、焦げ茶色のポールがぽちぽちと。

さっきその例の道をすてすて歩いてたらば、前方三メートル先に立つ子どもがこちらを確認してから、両手をポールにかけてぐい、ぐにゃりとポールを曲げて、またこっちを向いてにやりと笑ったのです。

一瞬少年マンガのようなサイキックな展開が頭をよぎったけれど、大人としてどうかと思い、知らないフリをして子どもの脇を通り過ぎ、二十歩くらい歩いて振り返り、大人の威厳をもって、子どもがもう消えたのを確認し、手近なポールにぐっと手をかけたのでした。鋼鉄製ではありませんでした。なんだか不思議な素材で、ぐらぐらするのを確認したのでした。

大人らしく、夜だれもいないときにしっかりぐにゃりと曲げてみようと思います。






それにしても
祈ったり誓ったり宣言したりするのが好きな人たちであることよ。
宣言のいい所、それは言い放ったからにはもう後に引けなくなるというただそれだけなのにと思うアタシはほんとにまごうことなくアメリカ的なる精神には馴染めない。ああ、八年間でうちの棟梁が犯した過ちのせいで死んだ人とか死にかかってるひととか家のない人とか仕事を失ったひとのことを考えると、ひっそりはじめたいと思いますなんてことには絶対ならん。どっちがいいのかというもんでもないし、ばーんといくことも大事なんだろう。

バーン。

バーンといえば、そうそう、殺されなくて本当に本当に良かった。それだけは心の底から思ってますよ。いくら心の隅々まで黒くてしょっぱいあたしでも。
by riprigandpanic | 2009-01-21 15:06 | どうでもいい日常

部会

ENB部会を開く。

そないなことに費やしている時間はあるのかと問われればまったくないのですが、脳の右斜め上の頭蓋骨と抵触している部分が疼いて放っておくと腐食しかねない状況なのです。書かねばならないものを淡々と書けばいいのではと問われればまったくその通りなのですが、脳の右斜め上の以下略。

書かねばならない物を書くために、頼まれてもいない誰からも望まれてもいないものを書き、さらに締め切りが必要だの読み手が欲しいだのお金がほしいだの、ごねているとはもう気がくるくるしているとしか思えないのですが、ほぼ似たように脳が煮えている同業者が二名もいたので、これは21世紀のフリーのノンフィクションの書き手がかかる病なのだ、業病だと、思うことにしました。


しかし三人が持ち寄った話のどれよりも、スギエさんがぼろりともらした実話のほうが翌朝まで引っかかって消えない不思議よ。
by riprigandpanic | 2009-01-20 11:55 | どうでもいい日常

赤福と服

チキン弁当をほおばりながら原稿読んだりレジュメいじりながら新幹線に乗って、降りて、地下鉄にのりかえて、会場について、120分話して、また地下鉄に乗って、柿寿司とエビせんべいと赤福とうなぎパイ買いこんで、新幹線に乗って、あーういろうも買えばよかった。

なぜにこんなに腹が減っているのか、それは120分みっちり話したせいだ、きっとカロリーも消費したはずだと、柿の葉寿司を食べてからうなぎパイをバリバリ食べながら読書していたはずがドンと落ちるよに熟睡。

東京駅下車、新丸ビルに寄ったら全館休館日でちくしょー今日が最初で最後の冬服を試着して買える日なのにとしかたなく丸ビルBEAMSに行く。もうセールもすっかり終わった感じなんですが。しかしこれただけマシとも云えます。うう。クリステンセンのニットがお安くなってて心揺れるものの、よくかんがえたら今年はそんなもんを買える身分じゃないんですわ。涙をのんで諦める。しかしクリステンセンのニット、どうやってごついコーカソイド女が着るんだろうか。上半身ガリガリのアタシが試着しただけで伸びてるぜ。日本には子供服が来てんのか?

ここんところ男前な服ばかり着てたんで、スカートなぞ買ってみる。

仕事場に戻りうなぎパイ食べながら仕事。ああー、今日も日付変わった。。。
by riprigandpanic | 2009-01-19 00:06 | どうでもいい日常