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来年もよろしくお願いします

大晦日です。

久しぶりに刷毛を持ち、紙をはりました。障子ではなく、ポストにです。

うちは郵便物がとても多いので、普通のポストの他に箱を置いてます。他の同業の方はどうしているのでしょうか。とりあえずペットポトルが入っていた段ボールかなにかの箱を基にして作って、クラフト紙を貼っていたのですが、これが数年かけて全部剥がれました。だめですね、ガムテで適当に貼っただけなんで。で、ボロボロの箱を置いていたら、さりげなくゴミ扱いされました。当然ですね。すみません。すみません。

というわけで、お年寄りや女性受けのいいように、黄色い紙を貼ることにしました。占いとかスピリチュアル系の方々にすべからく愛される黄色。しかしみんななんであんなに黄色が好きなんだろう。不思議だ。フツーにお洒落な女子でも玄関に黄色、とかやってるよなあ。
いやたまたまインドで買ってきた紙が余ってたってだけなんですけどね。他にアタシの持ってる紙を貼っても、またまたゴミ扱いされかねないテクスチャーのものばかりなので。

ボンドも固くなっていて、あー本当に今年は本を作ってないなと実感しました。悲しかったです。が、来年もあんまり作る暇がないんですこれが。ワークショップもやりたいと思っているのですが、単行本二冊をなんとかするまではやらないと思います。あまりにもお待たせしているので流れそうで恐いんです。二冊のうち一冊は本についての本なので、それに合わせてはなにかしようかと思います。

来年は、いろいろルポをはじめたいと思っていて、まだ言えないのですが、少しずつうごいています。どこかで書かせていただけるといいんですが。まあダメでも書きます。

しかしそれとは別にまた、面白い人を紹介するためのなにかもしたいと考えてます。今年は美術家の池内美江さんだったのですが、今年はある人の文章が破壊的に面白いのでそれを形にしようと思っています。どうなるのかはお楽しみということで。

わかってはいたのですが、やっぱり年賀状は書くことができませんでした。

相変わらずぐずぐずですが、どうぞ来年もよろしくお願いします。

みなさまどうぞよいお正月をお迎え下さいませ。
by riprigandpanic | 2008-12-31 18:00 | どうでもいい日常

ただいま連載中

イラスト

クウネル(マガジンハウス) おうちしごと(阿部絢子) たまに
青春と読書(集英社) 
東京スポーツ いろ艶筆(岩井志麻子)

文章
週刊現代(講談社) リレー読書日記

イラストルポ
ビックコミックスペリオール(小学館) 巻末「ひとガキ」
小説すばる(集英社) カナブンで見つけた 文学者身辺雑物ノオト



なにとぞよろしくお願いいたします。
by riprigandpanic | 2008-12-30 22:39 | 連載中

ボトルとラベルと

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最後の最後でとうとう風邪を引きました。つららが入ったんじゃないかってくらい、胸の真ん中が冷えます故、ホカロンを貼ってます。ホント、何かが入り込んできたよう。



最近、酒瓶のデザインが猛烈に気になります。

どうひいき目に見ても、日本酒焼酎のデザインで素晴らしいものはほとんどない。あるかもしれないけど。見たことないっす。どうにかしてほしいです。並んでるの眺めても全然楽しくないね。

かちっとした明朝で組んでほしいなあ。杉浦康平さんなどに組んでいただく。どうでしょう。あ、あと平野甲賀さんの文字で焼酎ってのもいいなあ。筆文字はどうも筆文字に甘えてるようでなあ。ラベル全体として見たときに、どうもなあ。

そこいくとワインは凄いですね。欧文組版の見本にしたいくらいのがそろってます。そのへんの安そうなワインでも、あら、というのもあります。このフォントはなんだろうと、しばしば見入ったりします。こないだ入ったイタリア居酒屋で、まるで切り絵のようにラベルを抜いているようにみえるボトルがあって思わず棚から下ろして見たんですが、黒いボトルと同じように見えるような、グロスのかかった印刷で紋様を刷ってた。イカしてました。

ウィスキーは、ワインほど気取ってないですが、ろろろと巻き舌になるくらいときどき渋くて素敵なのがあります。

で、ラムなんですが、これがねーかっこいいのは多くはないですね。しかしあるところとあるところにいけば、かなり素敵なロゴの瓶が並んでます。あと一昔前のビンテージボトルっていうんですか?そういうのを見せていただくと、古くさいダサデザインになってて、それはそれでかなり感動します。
そこそこメジャーどころで言うと、あたしはバルバンクールというハイチのラムのラベルが大好きであります。なんだか繊細なのよ。かわいいとも言えます。ついでに味も深みのある甘さが好きです。

一度でいいからボトルデザインをやってみたいと思う今日この頃。やるならやっぱりラムがいいけどなあ。あ、そうそう、ルリカケスのデザインも悪くないです。瓶が焼酎っぽいところとラベルのバタ臭い感じが、日本の南国のラムって感じがしますのです。

しかしアタシはサンセリフ系で組んでみたいんですがね。ラムを。すっきりめに。
by riprigandpanic | 2008-12-30 21:09 | ほれぼれ,岡惚れ

惨辞か賛辞

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矢来町の小部屋の電気を切られ追い出されたゲイ術慎重のツムツムを仕事場にご招待。
壊滅的に汚いままの仕事場の書棚に見入るツムツム。イスラム写本を見せびらかすアタシ。ニュー書棚を見せたがるモクロー。だらだらと手持ちの本を見せてだらだらと楽しくマニアな話。
モクローが一人増えたような感覚に陥るくらい、ツムツムのツボとモクローのツボは似ている。だからなんだか他人といる感じがしない。おなかがすいてきたので焼き肉屋に移動。
三枚肉を食べながらまたいろいろくだらない話。マンガの話になって、やっぱり東村アキコの「ひまわりっ」は凄いというはなしになり、ツムツムがとてつもなく低くて無駄に素敵な声でこれは褒め言葉なんですけど、といいおいて、

「ウィング関先生(話題沸騰中の登場人物です)が出てきたとき、あ、内澤さんだ、と思ったんですよ。今髪を短くしたからちょっと似てないですけど」

喜びたい気持ちとガックリな気持ちが鳴門の渦潮みたいにとぐろ巻いてます。やってくれるね、ツムツム。

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引っ越しを機に花とか猫とか小物雑貨の写真満載のおしゃれブログに大変身してやる、やればできるさアタシだって、女性誌に顔出ししてすてきなお店散歩とか、おいしい仕事じゃんじゃんとってやるうーと、S新聞のIさんに宣言したばかりだったのに、一日もつけられませんでした。ええ、あたしの中のウィング関が己の道をゆけと言うもので。行きますとも行けるところまで。
by riprigandpanic | 2008-12-28 00:39 | どうでもいい日常

連絡先

イラスト文章、講演などお仕事のご依頼は
CYM01760@nifty.ne.jp
内澤旬子まで


大変申し訳ありませんが、ただいま仕事が消化不良を起こしかけておりますので
講演に関しましては2010年9月以降にお問い合わせくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。

タイトルに「空礫日記」と入れて下さるとスパム扱いされにくいかと思われます。
なお、学生さんの依頼はこちらを読んでくださいませ。
http://kemonomici.exblog.jp/10933263/


本や記事のご感想などもこちらにおねがいします。お待ちしております。
CYM01760@nifty.ne.jp
内澤旬子




kemonomici.exblog.jpにメールを下さってもチェックしておりません。すいません。
by riprigandpanic | 2008-12-27 16:05 | 連絡先

プロフィール

内澤旬子 うちざわじゅんこ


ルポライター
イラストレーター
造本業、装丁屋(いまは事実上休業中)



1967年生まれ 生まれた病院は東京。育ちは神奈川。



著書
『おやじがき』にんげん出版
『世界屠畜紀行 』 解放出版社 おかげさまで11刷27000部
『センセイの書斎』幻戯書房)


共著
(イラスト担当)
『東京見便録』斉藤政喜/文 文藝春秋 1500円
『本に恋して』松田哲夫/文 新潮社 
『印刷に恋して』松田哲夫/文 晶文社
『東方見便録』斉藤政喜/文 文春文庫 永遠に品切れ中。

(文章担当)
『アジア路地裏紀行』徳間文庫

(イラストと文章)
『遊牧民の建築術』INAXギャラリー
by riprigandpanic | 2008-12-27 16:02 | プロフィール

引っ越しました

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年の瀬にブログ引っ越しました。
いや、ためしに引っ越してみました。今後どうなるのかはまだよくわかりません。
あの、イラスト画像は「旅先でも本」からです。試しに貼ったので、文章とは関係ないです。

よろしくお願いします。

それで早速掲載でございます。

諸君! 2009年二月号 文藝春秋

で、

「中国産から日本の食文化を守る三つの原則」
で座談会に出させていただきました。パーなことしか喋ってなくて恐縮です。他のお二方が立派なこといろいろおっしゃってます。
出国三日前に収録して、マラケシュで校正しました。イラストを載せたいと言って下さり、お任せしたらスープかき回してる絵が入っててのけぞりました。すいませんねえ。
編集の男子にマラケシュくればいつでも羊の頭の煮込みが屋台に出てますよ、ぜひ。と言うたら、「や、僕は日本の衛生基準に馴らされていますので……」とドン引きされたのも今は遠い思い出のような。

出国前と同じくらいの仕事量が待っててくださいました。ありがたい話でございます。ええ。見捨てられなくて良かった。
by riprigandpanic | 2008-12-27 14:03 | お知らせ

プロフィール

内澤旬子 うちざわじゅんこ

イラストルポライター

『世界屠畜紀行 』文/イラスト内澤旬子 解放出版社 おかげさまで11刷27000部決まりました。 好評発売中
『センセイの書斎』(幻戯書房) 好評発売中。
朝日新聞朝刊小説「徒然王子」(島田雅彦/作)の挿絵を描いてます。
週刊現代にてリレー読書日記連載。読んでね。

『本に恋して』松田哲夫/文 イラスト/内澤旬子(新潮社) 『印刷に恋して』松田哲夫/文 イラスト/内澤旬子(晶文社)もあります。
『東方見便録』斉藤政喜/文 イラスト/内澤旬子(文春文庫)は一年近く品切れ中。

イラスト文章などお仕事のご依頼はCYM01760@nifty.ne.jp内澤旬子まで
講演のお問い合わせはkawasusu@nifty.comけものみち計画/河上進宛におねがいします。exiteのメールでも届きますがお返事に数日かかることも予想されます。
by riprigandpanic | 2008-12-26 15:29