「ほっ」と。キャンペーン

ビビってます

今日はカラスを炭火焼でいただきました。たいへんおいしゅうございました。

実は

ドキュメンタリー映画『THE COVE』に登場する
元イルカ調教師にして現在エキセントリックなイルカ保護活動を展開している
リック・オバリー氏と
某誌で対談することになってます。インタビューじゃありません。対談。うううううう。

あーしは捕鯨問題については素人でございますし、ドキュメンタリーの手法について一家言あるわけでもないんですが、どうも世界各地の屠畜現場を彷徨い歩いた末に、豚に名前をつけてかわいがった末に殺して食べちゃった人(豚をそうやって飼う人は世界中にぎょうさんおられますが)として、白羽の矢が立った模様でございます。
あーしはイロモノかようようとむくれかけたんですが、サンプルDVDを見てみて、彼に聞いてみたいことがたくさん出てきましたので、虎の尾を踏み踏みしに引き受けることにしたのです。なにしろ映画から推察するかぎり、イルカの言葉を理解する五分の一も日本語および日本文化理解に情熱を持っておられない方のようで(実際はそうでもないのかもしれませんけど)、あーしの話をちゃんと聞いて下さるのか、超不安です。心がとっても折れやすいので喧嘩も嫌いなのです。人を怒らせるのも嫌いです。

以前にビーガンのインド人に会って、大規模屠畜の映像を見せられて「それがなにか」と言ってカンカンに怒らせたことがございます。あのときの鬼のような表情が忘れられません。怖かった。

まあでもあーしなりに礼はつくさないとねと、某シェフにイルカ肉料理を対談前にオーダーいたしました。やはり味を知ってから対談に臨みたく。準備は入念に。間に合うかしら。


ところが。

さきほどメールが入り、
東京メイン館であるシアターN 渋谷での上映が急遽中止となり、その他の劇場での公開も現在協議中となったそうです。

ありゃーーーー。

撮影許可なく撮られた人たちにはモザイクをかけた上で、
制作者側が映画上で提示した数値やデータの中で諸説あって誤解を招きやすい部分に関しては
明記するようですので、

観てみて怒った方がいいんじゃないかとおもうんですけど。
だってアカデミー賞とってんだから、世界中にばらまかれてるんでしょ。
制作者側を儲けさせたくない気持ちはわかりますが。
世界中(がでかすぎれば欧米全土)で流布されてるものに耳をふさいだとてどうなるのでしょうか。

ちょうど
前回のブログに書いたとおり、『野性時代』の連載で屠畜をめぐる日本語表現について書いたのですが、これも後半は文化土壌のまるで違う海外作品をどう翻訳すべきなのかという話になってます。

遮断してしまうと、英語圏という世界のメジャーどころがなにをどう考えているのかを知る機会がなくなってしまいます。それはどう考えてもこのぐろーばりずむな時代に得策ではないのではないでしょうか。アマゾンで英語版DVD買えちゃうんだしね。

日本の文化土壌に育っていればこの映画についていいたいことの二つや三つはでてくるひとは少なくないと思います。それとて観ないことにはちゃんと言えないじゃないですか。映画に同調する人がひとりでもでてくるのが嫌ってんなら、映画館の前で日本の捕鯨もしくは鯨食に関するパンフレットでも作って配ればいいじゃないですか。

えーと対談は今のところやるみたいです。

で、あの、めずらしく意見がましいことを書きましたが、すいませんが
怖いメールは勘弁して下さいね。ネット上の議論も好きじゃないし仕事が遅くていつも時間がないんで、毎度のごとく言い捨て御免でごめんなさい。
by riprigandpanic | 2010-06-04 03:44 | お知らせ


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