よき編集者

某社と来年出す本について打ち合わせ。

担当の方が別部署にいってしまって、交替できたのは学部卒新卒男子Wさん。

「著者の方とどのようにつきあったらいいのでしょうか」

と、真顔で聞かれました。

そうねー、打ち合わせにはお土産スイーツを持参してー、誕生日には花束? 送るとかするといいみたいよ?

とか、しれっと真顔で返してどんな顔するかみようかと思ったんですが(笑)

そこはほら、あーしも根が善良だもんで、

書き下ろしなどは原稿催促をどうするのかが肝心すね。長期間ほっておかれてちゃんと書く著者もいるけど、まわりを見回しても稀。関係あるようなないようなメールでも十分プレッシャーになるから、こまめに連絡は入れた方がいいよ。それとさりげなく打ち合わせの時に今なにをどれくらい抱えているのかを聞きだして、自社のがどこのとぶつかってんのかをつかんでおくのも大事ですな。後回しにされない工夫を考えないと。だいたい締め切りが十個以上になると、もう脳が防衛本能を発揮して覚えてられなくなる。で、催促が来たのからやっつけてくちゅうことになっちゃうもんなんだよ。

と、超親切にレクチャりました。おかんでもこんなに親切じゃねえぞ。

で、よき編集者とは、みたいなことを聞かれ

そりゃちゃんと原稿をとりあげてくれるひとが一番てことだよなあ
とまたひねりもなにもなく応答。



しかしよき編集者とすばらしき編集者は違います。

すばらしき編集者、それはブログにネタとしてなにを書いても怒らないヒト。
書けるくらいのネタを提供してくださるくるっくるなヒト。

つーと、あーしの中では
本の雑誌の杉江さんとKD社のノリぴーとGey新のツムツムってことになりますか……ね。
ツムツムは普段付き合ってる著者が偉い人ばっかりだから置いといて、
杉江さんとノリぴーはほんとにいろんな人に書かれてるものなあ。
Wさんがよき編集者に育ってくれたらうれしいが、すばらしき編集者になってくれたら、もっとうれしい。



ところでWさんは明るく「なるほど、わかりました!!」とあーしの言葉をメモメモしていたが、
目の前のあーしが今何冊の単行本をどのような状況で抱えているかはなにひとつ聞かないまま去って行ったのであった……。大丈夫か? いやまあ崖っぷちだから書くけどさ……。
by riprigandpanic | 2009-12-25 15:53 | どうでもいい日常


<< 皆殺しインタビュー この年末は >>