そしてハエが残った

すんごい台風が来るらしいですね。

でも小屋を壊さねばならないのでした。
というわけで雨天決行で破壊工作。

監督Nさんと午前中に鉄枠を外し、排水の溝やたまりを壊し、
東京から助っ人に来たTくんCくんを交えて午後の小雨の中、バールでトタンをはがし、壁をぶちぬき、小屋の屋根を落とし、穴を埋め、がつんがつんにやった結果、

昨日の午後四時にはほぼ更地になりました。
豚がいたなんてウソのよう。

Nさんに塩漬けの三匹の皮を預ける。水分が抜けていいかんじになっていた。コンクリの土間がある家でこれればかりは本当によかった。
かならず迎えに行くからねと撫でて言い聞かせる。まだ三匹の匂いが残っている。

夢と伸がおもちやにしていたホースとか、うんこ掻きとるのにつかったスキージとか、何かを残したい気持ちに引っ張られるのだけれど、何を残しても仕方がない。東京に持ち帰ってもしかたのないものばかり。

ていうか、本だけで段ボール五箱に増えてるし。帰っても自分の机の周りには留守中に届いた郵便物刊行物でめためたなのに。

このまま夜逃げしたいなあ。トラックで。


夢の脂カスで煮込んだ夏野菜はTくんCくんに大好評。鬼のように食べていた。肉らしきものはひとかけらもはいってないのに、ミーティ。腹もたれはしないけれど、精進料理のようにすぐに腹が減るわけでもない。

豚からとれる脂は本当に多いです。ていうか全然肉を食べてないよ!!食べる会のときもほとんどたべられなかったし。秀ちゃんのひとかたまりだけ、東京にキープしてあるので、落着いたら食べよう。

夢の脂一袋は冷蔵庫に入りきらずに氷載せていたんだけど、だめにしてしまった。くやしい。食べるだけではどうしようもない。ろうそくとか石鹸とか作るしかないんだろうな。もっと時間がほしかったし、そういう処理をするなら一回に一頭が限度だ。それと大型冷蔵庫がほしい。ああ。


「ラードで料理すればなんでも美味いよ。でも太るよ」というNさんの言葉にビビり、

TくんCくんを連れてかんぽの大風呂に入った後、体重計に乗る。
たいしぼうりつを測ったら16でした。体重は50キロに戻ってましたが、まだ食べても大丈夫そうかと。

まだこれから秀のB小肉を絞らねばならないのです。冷凍庫はラードと脂カスでいっぱいです。うううううう。

今日は引っ越し荷物の箱詰めとゴミ捨て。エエ市ごみセンターに行ってびっくり。奈落の底のような穴にゴミを捨てる。思わず飛び込みたくなるような巨大な穴だった。地下五階分くらいあるのかなあ。あれ。夢伸のお気に入りだったゴムホースも穴の中に。合掌。

このようにしてなにもかもがなくなったはずなのに、
なぜか部屋には大量のハエがいます。豚小屋に寄生してたやつらが行き場をうしなってわが屋に大挙して押しかけた模様。勘弁してほしいくらいいます。昨晩でみんなで二十匹は殺してる。残ったハエ取り紙を家じゅうにたらす。
ハエくらいなにか、という人はハエを知らないからでしょう。やつらは暖かいパソコンに群がって、うんこをします。茶色い点々としたシミが、あーしの愛するMacBookProやらdynabookやら電気ケトルに付着するのが本当に嫌。アルコールティッシュで毎日拭いてますから。そして明け方寒くなってくると人の顔にもたかります。蚊とともに。これがなによりも嫌だった。

あ、和讃が夜中に流れるのも相当厭だったけどな。もう慣れたんで怖くはないんで厭なだけですけどー。人はなんでも慣れますな。

この家とはお別れだけど、まだしばらくはエエ市に通います。千葉東部がこんなに面白い土地だとは思わなかった。

いやまだこっちで作業してますけどね。ハエとともに。

Nさん、TくんCくん、本当にありがとうございました。Nさん、弟子にして☆
by riprigandpanic | 2009-10-07 18:19 | 三匹の豚とあたし


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