蹴飛ばすものなんにもありゃしないのにね

春くらいから新しく始めている連載についてきちんと宣伝しようしようと思いながら
なかなかできず、いまさらですが。

朝日新聞出版 『一冊の本』で
身体のいいなりという連載をしています。

乳癌での闘病経験について書きませんかというお誘いをいくつかいただいていて、それはまあ無理だなと思ってお断りしていました。うまく言えないのですが、あーしはとにかく虚弱で常になにかしら体調不良をおこしているような人間ですので、癌だけにスポットを当てる気にどうしてもならなかったのでした。癌だからということで書けるなにかがあるとも思えず。原稿にも書きましたが精神的にはアトピー性皮膚炎に悩まされていた時の方がずっと辛かったりしまして。
というところに朝日新聞出版の小柳さんから、もっと広く中年に至るまでの女子の身体まわりについて書きませんかと言われて、ならばできるかもと、納得した次第です。

今のところは不健康自慢とばかりに虚弱な体と病歴について綿々と綴ってますが、癌をターニングポイントにしてどういうわけか憑き物が落ちたように元気になっていく(癌が完治したというのとはちょっと違うとおもうんですがね)様子を書いていきます。我ながら奇妙な話だと思うんでぜひお読みくださいませ。

そうそう、さっそく原稿で間違いがあります。すいません。以前にうけた施術を総体と書いたんですが、操体でした。すいません、施術してくださっていたHさん!!!それも書いてることお知らせもしないままで……。

それから
朝日コムというウェブサイトで観月のたしなみという連載もしてます。
http://www.asahi.com/travel/moon/TKY200906230184.html

これはですね、去年からいきなり満月を追いかけはじめてんですけど、その観察記録のようなものです。

天文音痴なので、天文の仕組みはいまだにわかりません。わからないままですが、月を観るのに必要な情報のとり方だけは会得したつもりなんで、まあそのあたりを役に立つかどうかわかりませんが書いてます。
結局のところこの連載は、自分の中では「身体のいいなり」と対をなしています。使いものにならない身体を抱えて貧困にあえいで砂でも舐めて生きていくのかと覚悟していたら、なぜか元気になってしまい、テレビにでて、仕事もたくさんいただけてしまい、気持ちがついて行かなくなってしまい、去年プチ鬱状態になって飲んだくれになったわけです。忙しくて外国をふらふらするわけにもいかなかったんで、お酒飲みながら月を観るようになったのでありました。はい。文章に書くつもりで月を見ていたわけではないので、記録をきちんととっているわけでもなかったんです。ですので科学エッセイにはなりえない、ぼやんぼやんな文章です。

月を観たいけどどうしていいかわからない、という天文音痴な方には少しは役に立つと思いますはい。

それで三回に一回ですが、月の水彩画を入れてます。これはなんだかとても描いていて気持ちいいのですが、ご覧になる方にうまく伝わっているのかどうかはわかりません。月をじーっと見ている時の気持ちのまま、見えたように描いてます。

タダですからどうぞ覗いてみてくださいませ。

それから今週出る号から
週刊金曜日疑問モンモンというコーナーでイラストを描きます。
いろんな書き手の方が日ごろ疑問に思っていることを書いて、それにイラストを添えさせていただくと。
いまだ試行錯誤中ですが、どうぞご覧ください。表紙裏です。
古書ほうろうに週刊金曜日ありますので(いまもありますよね?)不忍ブックストリート居住の方々はぜひお手にとってお買い求めくださいまし……。




去年の六月は乳房再建手術のために入院していたのでした。病院からイラストを送ってたなあ。五年くらい前のことのようだ。フリッパーズギターのビッグ・バッド・ビンゴを繰り返し繰り返し聴いて八王子の高層団地を眺めていたのでした。いやー流行った当時は大嫌いだったんだけどなあ。あの空疎な感じに去年はハマっていたのでした。

月を見たかったのだが出なかったような。向きが合わなかったんだっけ?
by riprigandpanic | 2009-07-01 00:28 | 連載中


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