今度のリレー読書日記は

今度出る週刊現代のリレー読書日記

『図説 纏足の歴史』 高洪興 著  鈴木博 訳 原書房

『Helvetica forever』 ヴィクトール・マルシー、ラースミューラー編集 森屋利夫 訳
 日本語版監修 小泉均 ビー・エヌ・エヌ新社

『言の葉紀行 とんぼの目玉』 長谷川摂子 未來社

で書かせていただきました。こだわり愛つながりということで。
欧文書体についてはもちろん素人に毛の生えたようなくらいしか分からんのですが、岡惚れですはい。なかなか苦労が伝わらない分野でもありますしね。デザイナーは必読ですが、そうですね、編集者とか書き手のかたとか、文字を使う仕事のひとすべてに覗いてみてほしい世界なんですよ。って書けばよかったなちくしょ。

言葉については当然のことながら、やっぱりいつも気になります。云われた言葉、書かれた言葉、ずっととどまっている言葉、翻訳できなくて困った言葉、いろいろありますよやっぱり。読んでいて、自分が思い入れをもってる言葉について、たくさん思い出しました。ええと、『未來』で連載中にも紹介させていただいています。「さようなら」についての旅もいいんですけど、出雲弁の奥ゆかしさについての文章も良かったです。モクローの実家が出雲なんですが、なにげなくここちよく響いた言葉について指摘してくださってて、ああそうそうと思いだしました。


しかしまあとにかくメインは足と靴なんですわ。すんません。

足と靴に弱いんです。
ここんところ七センチヒールが低いと思えるくらいです。九センチヒールの甲の反り具合がたまりませんとかなんとかいいながら自分の足は嫌いですよ、当然。
女子の場合フェティシズムとナルシズムが分化しないほうが健全なのかもしれません。分化させてギャースカ語りだしたら腐った女になるのですよね。ええ、わかっちょりますが、語らずにはいられない、靴への愛。

革から入ったはずなんだが、最近はもうなんだかちょっと越してますね。革をフォルムが。十一センチとか、もう歩くための形じゃないよね。なのに履くこの狂気。いや、さすがに十センチ超すと歩けませんから履けませんけど、靴売り場で眺めるのは大好きです。セルジオロッシやジミーチュウの踵がエレガントで好きです。
あ、自分が履くならチエミハラとかそのみつとか長く歩けるものをつい優先して買いますけども。。。。

それで、自分では決して履けない靴がこの世にはあるわけですよ。
紳士靴も大好きで、先日ウェブの広告でグッチの三色使いの靴を見て自分は履かないのに本気で買おうかと真剣に考えたくらいです。ま、しかし紳士靴は今婦人用に誂えてくれるからね。そのみつさんで作っていただいたストレートチップは一生かけて愛しますとか誓いたいくらいです。

では決して履けない、世にも美しい靴とはなにか

それが纏足用の靴なのです。

というわけで、纏足は一度詳しく全体像を把握したかったので。つい熱く書きすぎて編集者の戸井さんが引いてしまいましたが、まだ書き足りないくらいなので書評のメルマガで続きを書こうと思います。

戸井さんとは今回で終わり。町山さんのコラムの時からだから、結構長い付き合いだったな。数少ないサトウキビ系蒸留酒愛好仲間でもあります。いつもぎりぎりの原稿を待ってくださってありがとうございました。お疲れ様でした。また飲みましょう。
あ、新しい部署でもなにか仕事ください。
by riprigandpanic | 2009-06-13 10:19 | 連載中


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