バオバブの記憶

イメージフォーラムにて
バオバブの記憶 上映後のトークショーに行ってまいりました。

本橋成一さんと、たのしくお話させていただきました。
聴きにいらして下さったみなさま、ありがとうございました。

映画のなかで、私が一番心に残ったのは、主人公モードゥくんが、憧れの女性が踊るのをみる、せつないまなざしでした。怒りとか、哀しみとか、そういうものに匹敵するような激しさをもった、せつなさといいますか。
社会や環境、政治の良し悪しで左右されるものはもちろん現実にあるんですけれども、どんなに理想的な、健全な「ふにおちる」暮しのなかにも、どうしようもない、ほんのささいなことから発する、不幸がある。それが、とても心に刺さりました。あたりまえのことなのですが、忘れがちです。そこも漏らすことなく、きちんと拾い上げた本橋さんはすごいです。
ということをうまく伝えられたかどうか。

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さてそしてもうひとつ、もう感覚的にめろめろになったのが、この双子です。アフリカ系の子どもの可愛さはもう殺人的なんですが、それが双子になって攻められた日にはあなた。なんであんなにおでこが出ていて、後頭部がでていて、腰が反って、腹が出てるんだろうねえ。エチオピアに行ったときには、本気で養子とりたいとすら思いかけました。あ、映画の舞台は西アフリカです。



ちなみに、エチオピアで、アディスアベバの美術大学に通う青年が描いたあたくしがこれなんですよね。ええ、もともとあたしは後頭部が扁平でございます。
スカーフ巻き放題の後頭部を持つ彼らから見ると、アタシの頭はこんなんに映るんですね。すごいよねー。縦変倍かけたみたいだよ。ま、いいんです。常日頃から異形の者と呼ばれてますから。形も異形のほうがしっくり来るってもんです。




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87年は、エチオピアカレンダーの年号です。パッと書き込めるくらい、こっちの暦が使われてるっていう証拠になるなあ。だって西暦四月八日なのに、95.8.4.て書いてるしね。西暦を書くほうが稀だという可能性もある。ともかくもう十年以上前のことなんだなあ。
by riprigandpanic | 2009-03-29 01:20 | ほれぼれ,岡惚れ


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