さよならbacchus

実家に帰り、豚を飼う間だけ居を移すことを報告。
もっと驚いて反対されるのかと思ったら、あ、そう。という感じでひと安心。

ついでに月齢がいい感じなので、長谷海岸まで行って、ぼえーっと月を眺めては東へ東へと歩き、立ち止まっては月を見上げまた歩き。潮はこれまでみたことないってくらい引いていて濡れた砂がひろびろと、てやてやと光っている。長谷はイルミネーションのうつりこみが激しいんである。

ずいぶん先の先まで波打ち際に向かって歩いていけそうだったが、そのみつの超お気に入りな革靴をはいていたのでやめた。一時間くらいのらのらと月を眺めたり歩いたり砂浜で寝ころんで口笛などを吹き散らかした後、barバッカスに行くため陸に上がり、店の入っているビルを見たら明かりが消えている。

いやな予感がして行って見たら建築事務所になっていた。あー気に入っていたのにぃ。いつも行けるところじゃないし、酒の種類はたいしたことはなかったけれど、がらーんとしてて、インテリアがうるさくなくて、ビルの三階で一面窓ガラスで海に向かってぼえーっとできる席があったのでした。読書に最高でした。うーん悔しい。他に知ってる何軒かの飲み屋はみんな一階にあって、海が眺めにくいのじゃよ。ましてや月なんぞ眺められるかと。


 去年ひっそりはまってた月見と独り飲みは、この店があって始まったとも言えるのであり、残念至極。

 それにしても今年月見を書くことになり、つまり仕事になってしまい、月見に際しての一番大事な気分が変わるのではないかと案じていたのであるが、案外変わらずに見上げている自分がいて、面の皮の厚さにびっくり。いい歳こいた中年のこんなにこっぱずかしい趣味をば書くなんて、なにかを諦めねばやっていけないとおもっていたのであるが、そんな何かはもうとっくにないのであった。

由比ヶ浜から江ノ島あたりまでで、海と空が見えて静かな飲み屋をご存じの方、教えてください。酒種の多寡は問いません。いやもうカフェでもいいです。夜やってれば。
by riprigandpanic | 2009-03-09 11:33 | どうでもいい日常


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